3064.~意味付け~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
~今日のElephasブログ:「トイ・ストーリー~おもちゃのウッディ」(2月2日)~
おはようございます。拝島教室の嶋村です。
好きな映画を10本挙げて、と言われたら、
そのなかに『トイ・ストーリー』三部作は、入ります(3本まとめてしまうのは、ちょっとズルですが)。
今日、ここで書きたいのは、第一作の名シーン。
自分のことを、「本物の宇宙戦士」だと思い込んでいたバズ・ライトイヤーは、
自分が「ただのおもちゃ」であることに気づいて、深く傷つき、深く落ち込みます。
そこへ、そんなに仲良くはなかったはずの、古いカウボーイのおもちゃ・ウッディが、こう声をかけます。
「君はすばらしいおもちゃじゃないか。アンディ(持ち主の少年)に愛されてる」。
自分が、自分で思い描く、理想の自分ではないことに、気がついてしまう瞬間は、
誰にでもあります。そして、自分の真価に、気づく瞬間も。
私の理想の先生の一人。おもちゃのウッディ。
◇ワンポイント・メッセージ◇
私立中学の入試が昨日より、始まりました。結果は即日に発表され、各教室から朗報が届いています。受験は、ある意味自身と向かい合う機会でもあります。思うように学習がはかどらない自分がいたり、学習したことをすぐに忘れてしまう自分がいたり、またこれまで以上に頑張れる自分に出会ったり、これまでに経験したことのない充実感を味わう自分に出会ったり・・・。
先日のブログでは、「両親や先生に感謝している」と言った生徒さんが、いらっしゃいましたね。感謝の気持ちを抱く自分との出会いです。
結果が良い場合もそうでない場合も、そこでどういう言葉を得るか、ご両親や講師からどんな言葉を与えられるか、一つ一つの意味付けがとても大切ですね。