「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所
明けきらない梅雨空の中、この夏も集中豪雨や台風で多くの犠牲者や被害が出ています ・・・・・
きのうは、出かけた先で林間学校の小学生に出会いました。山の頂上での休憩時、子ども達からたわいのない会話が聞こえてきます。
「おなか、すいたね~!」
「(まだ頂上にたどり着かない友達が)あと、3人だ。○○ちゃんと○○ちゃんと・・・」
「はじめての登山だったから疲れたけど、おもしろい!」
「○○くん、まだボーっとしてる?だいじょうぶ?」(疲れ気味の友達に)
「あーっ、○○ちゃん、やっと着いたね。着いてよかったね~!」(あとから到着した友達に)
そんな小学生達の様子を眺めながら自分の小学生の頃を懐かしく思い、またこの中にも日記や作文で困っている子もいるのかな?・・・とついいつもの思いに引き戻されました。
そして、「私が引率の先生で、もしそんな子がいたら、その子の行動や発言したことをちょっとだけ気をつけて憶えておいてあげよう・・・」と思いました。
そうすれば、作文の時間に鉛筆が進まない子、事実を羅列するだけでエピソードや気づいたことや気持ちを表現できない子、そんな子ども達に少しだけ作文のきっかけやヒントを与えることができます。作文を苦手と思っている、数人の子ども達だけでいいのですから。
たとえ短い作文でも、個性が出せたら子ども達は作文のコツをつかみ、楽しみを覚えることができるでしょう。
「こういうふうに書いていけばいいのか」「そうだ、あの時こんなことしたんだった、楽しかったな」と気持ちも再び動き出して、さらに鉛筆が進むかもしれません。
親御さんも日常や外出先で、少しだけお子さんの行動や発言を記憶にとどめておかれて、日記や作文のヒントにしてあげてください。
造形リトミック教育研究所
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