4821.~集中!~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「プログラミング」(9月26日)
おはようございます。Elephas中野坂上教室の福沢です。
今日は、Mとくん一緒に学習をする日です。
Mくんは、いつも明るくて元気な男の子です。
授業をしているとき、突然ブースを飛び出すこともあります。
そんなMくんの授業は、アプリのプログラミングから始まります。
一番好きなプログラミングの問題は、
台の上にあるものを全部集めるには、どのように命令文を並べたらよいか、という問題です。
台の上にあるものの数は8個。
命令文は19個しか並べることができません。
ロボットにどのように指示していけばよいか、Mくんは集中して考えます。
少し命令しては、ロボットがどのように動くかやってみます。
試行錯誤を繰り返して、8個のものを19個の命令文で集めることができると、
「やった~!」と満面の笑顔でうれしさを表現します。
講師も、一緒に
「やったね~。全部ゲットしたね」と笑顔で喜びます。
プログラミングの問題だけではなく、Mくんは自分でいろいろ考えながら、学習することを楽しんでいます。
講師は、Mくんの後からそっと付いていって、Mくんが喜んでいるときは一緒に喜び、
悩んでいるときは一緒に悩んで解決できるように後押しします。
講師にとって、Mくんに今度は何に挑戦してもらおうかな、と考える時間はとても楽しい時間です。
◇ワンポイント・メッセージ◇
少々多動傾向の見られるMくんですが、プログラミングなど、好きな課題には集中して取り組みます。8個の物を全部集めるのに、使えるのは19個の命令文。効率よく、順序正しく行うことが求められます。アプリはおまけしてくれませんし、譲ってもくれません。Mくんは、そのような制限の中での思考や、作業に面白みを感じることができているようですね。その分、全部集められた時の満足感は一入なのでしょう。Mくんにとってプログラミンは、集中して思考し、作業するすばらしい時間ですね。