4760.~次第に柔らかさを~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「間違えてもイイっ!」(7月17日)
おはようございます。Elephas越谷教室の御供です。
学校の夏休み前、一足先に夏期講習が始まっています。
この夏、分数の計算を仕上げる予定のMさんは、
「間違えてもイイって先生がいったから、わたし、やれるよ」と笑顔でやる気を見せてくれました。
講師は、もちろん間違えさせるつもりはありません。
間違えさせない運びをするつもりです。
間違えることを恐れて講師の顔をみながらドキドキしながら問題を解くのではなく、
この夏、Mさんが自信をつけてくれることも目標の一つにしています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
間違えることに大きな恐怖を持ったり、間違えることを極端に嫌ったり、間違えることを許せなかったり、というケースをたまに見かけます。これまでの経験によるものもあれば、そのような気質を生来的に持っているのではと思われるところもあります。何れにしても、この恐怖感や嫌悪感、完璧志向を少しでも緩和できるように講師は意図的に働きかけます。このMさんの例もその一つです。Mさん、安心したようですね。他のケースでは、間違えやすい問題を与えないように配慮したり、間違えそうになる前に何気なくそっとヒントを与えたり、逆に講師が間違える場面を示したり・・・。そのような対応を心掛けていると、生徒さんも次第に気持ちに柔らかさを得てこられます。