発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

1840.~成人のためのSST~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
 


◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『ソーシャル・スキル・トレーニング』(3月8日)
・・・和紙のお仕事に携わっているOさん。既に数年以上、欠勤することなく電車通勤をされています。
   教室では毎月テーマを決めて知識を深めると同時に、社会性を高めるためにソーシャルスキルの学習も行っています・・・。


Oさん、良いお仕事に就かれましたね。
どんなお仕事をどんな状況でなさっているのでしょう。
職場での問題点はありませんか?

ソーシャル・スキル・トレーニングは、問題解決のために行われる場合と、
ソーシャル・スキルの礎地を作る目的で行われる場合とがあります。
Oさんは、後者でしょうか。

後者の場合は、言われないと気づかないことを学習を通して認識していくことが主な目的となります。

例えば、
・電車のドアのところに立っていると乗降客に迷惑であること。
・狭い道路で行き交う時は、お互いに少しずつ道を譲ること。
・エレベータでは、利用者の様子を見て開閉ボタンを押すこと。

これらの例から、実際にトラブルになったものもあります。
すぐに「すいません」と言えなかったことにより、状況は悪化してしまいます。

教室の生徒さんに限られたことではなく、私たちは実際の場では、他者の状況に気づいていないことが多くあります。
教室という、実際の場とは離れたところで客観的に状況を眺めることのできるソーシャル・スキル・トレーニングは
その意味でとても有効です。第三者の目を持つことです。

但しここで留意すべきは、「こうなると困るから、ちゃんとしようね」というスタンスではなく、
「社会人として、より一層マナーを身につけましょう」というように意識を高める方向で臨みましょう。
ことに成人の生徒さんにおいては、目指すは紳士・淑女です。


それにしてもOさん、数年間無欠勤とは大したものですね。



造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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