3119.~適正評価~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
~今日のElephasブログ:「授業、全力で」(4月8日)~
おはようございます。拝島教室の嶋村です。
「Ev’ry Time We Say Goodbye」(さよならと言う時はいつも)という曲があります。
ジャズのスタンダードナンバーで、いろんな歌手がこの歌を歌っています。
作詞も作曲もコール・ポーターによるもの。
Every time we say good bye
I die a little
K君は、授業が終わって、教室から出るときにいつも、
閉まる寸前の扉をもう一度開けて、
講師を驚かせて、笑わせてくれます。
なんだか、楽しくなってしまって、講師もそれを楽しみにするように。
毎回の“さようなら”から、講師である私を救い出してくれるK君に、
深く感謝すると同時に、
将来K君の夢がかなって教室を巣立つ、本当に“さようなら”をするときに備えよう、と
自分に誓います。
いつも、全力で授業をしています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
K君、ちょっと名残り惜しいのでしょうか、照れもあるのかおどけた行動がかわいらしいですね。きっと楽しい授業だったのでしょう。講師との信頼関係も築かれているのでしょう。
授業自体が分かりやすく楽しいこと、それと同時に“先生は自分のことを分かってくれている”という満足感と安心感が、信頼感を育てます。その分、講師は適正評価ができることが大切です。
心理的状況、学校や家庭での様子など、子どもの背景を把握しつつ、学習の理解度を適性に評価できてこそ、将来につながる継続的なサポートが可能となります。