発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

3251.~プログラミング導入に向けて~

3251.~プログラミング導入に向けて~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「順番を考える」(9月9日)~

おはようございます。国立北口教室の御供です。

小学校では来年度から、プログラミングが導入されます。

Elephas、朗豊ゼミナールでは既に一足先に、パソコンを使用しながら授業に取り入れています。

Yちゃんにはパソコンを使用したプログラミングを学習していく前に、カードで“論理的思考”を感じてもらう授業をしました。まずは、ものごとの順番を考える体験からです。

用意したカードは、『はじめ』『湯ぶねにお湯を入れはじめる』『体をあらう』 『湯ぶねに入る』『湯ぶねから出る』『おわり』そして白紙の一枚です。

机の上に『はじめ』のカードを、隙間をあけて手前に『おわり』のカードを置いて学習のスタートです。

「どういう順番かな?」「なにか困ったことはない?」「困ったことは、白紙のカードに書いてね」と尋ねますと

「髪の毛をあらってない!わたしは、体をあらう前に髪の毛をあらうの」とYちゃん。

髪の毛を洗いたいところですが、白紙カードは一枚です・・・

並べたカードを順番にジェスチャーでやって見せると、お湯を止めることに気が付きました。 

デバッグ(バグつぶし)です。

用語はともかく、この様にごく身近なことがらでプログラミングの入り口に立ってもらいました。

ただ最後にYちゃんから・・・、「先生、おふろのお湯、勝手にとまるよ?」

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Yちゃん、“お風呂のお湯は自動で止まる”とは、日常的なことを意識的によく理解していますね。

さて、プログラミング学習について。2020年度からプログラミングが従来の各教科の中に適宜導入されます。プログラミングとは、順序性や組み合わせ、そこに時間や空間の要素を加味して論理的に思考する力を育てるための学習活動です。たとえば小学校低学年の算数では、キャラクターに「1マス進む」「右に回る」などの命令を出して、ゴールにたどり着くまでの方法を考えたり、すごろくでの操作をプログラミングしたり。高学年では、正多角形の作図への利用など。文部科学省によると、来年度用の小学校教科書では、プログラミングに関する記述が5教科26点だそうです(読売新聞2019.8.1)。Elephasでは、今年度は“プログラミング”という言葉を知ること、そして実際にパソコンを使いながら“プログラミングって楽しい”と思える素地を育てることを目標としています。

 

発達障害の方のための塾(エレファース)

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