3760.~職能開発科、学習スタート~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「自ら、意識」(5月10日)
おはようございます。武蔵境教室の丸山です。
昨年初めてElephas模擬を受けたT君は適性検査Ⅱが終了すると、
「先生、もう疲れたので帰っていいですか?みんなは終わっていないかもしれないけど、僕は終わったんです」と申し出てきました。
そんなT君でしたが、模擬を複数回受けたり学校見学をしたりすることで徐々に受検への意識が高まり、
「志望校で勉強したい」という気持ちが強まっていきました。
今は、見事合格を果たした都立特別支援学校の職能開発科に通っています。
「まだ1年生ですが、時間内に食事をすること、食器を洗うこと、ゴミの分別をすることを家庭でも心がけるように、学校から云わているんです。自分で意識してさっと動いています」とお母さまから伺いました。
促されて行うのではなく、自ら意識して行動すること。
新しい環境で、良い刺激を受けて、どんどんと成長されているようです。
Tくんの目標だった「素敵な大人」に近づいていますね。
◇ワンポイント・メッセージ◇
どの生徒さんも、受検年度の成長には目覚ましいものがあります。T君もそのプロセスを経験したお一人です。職能開発科に進まれて、ほぼ1か月。学習プログラムは既に着々と進められているようですね。家庭での生活におけるこの課題、とても適切です。こちらとしても、生活態勢が正される思いがします。気持ちがフレッシュで適度の緊張も伴うこの時期、すばらしいスタートを切ることができそうですね。