4542.~日々の努力、素晴らしい成果へ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「日々の努力ですかね」(11月6日)
おはようございます。国分寺教室の植野です。
就業技術科に通うT君、日頃よりパソコン検定の練習に力を入れ、ワープロとエクセルを朗豊ゼミナールで練習してきました。
ブラインドタッチを練習し始めた頃のT君に”偉いな”と講師が感じていたことは、5本の指を全て使って正しい指使いで、講師の指導通りに進めていたことです。
初めは時間がかかってしまい、使いやすい指で打つ方が速く打てるのでつい自己流になりがちです。
でも、T君は全くゆるがず、基本を守り、練習していました。
「始めのうちは、遅いな、と思うかもしれないけれど、上達するためには、基本の打ち方がとても大切。基本の打ち方でないと、早く打てるようにならないよ。
1、2級を合格した生徒さんは、みんな基本の打ち方をマスターしているよ」。
T君はゆっくりでしたが、着実に力をつけていきました。
気持ちが焦り、早く打っても正確性に欠ける時期もありましたが、練習を重ね、正答率も安定して高く保てるようになりました。
10分間で500文字以上が、ワープロ検定2級の目標打数です。
初めは難しい、と思っていた数値も、努力を重ねるにつれ、だんだん近づき、ついには500文字を打ち切ることができるようになりました。
T君にここまで上達できたのはなぜだと思うか、聞いてみたところ、「日々の努力ですかね」。
本当に、その通り。日々研鑽し、頑張ったものね。
この10月、T君は東京都庁への就労が決まりました。実技試験ではワープロとエクセルもあったとのこと。
日々の努力が素晴らしい就労に結びつきました。
「1級700文字も打てそうな気がする」、卒業までに1級合格を目指すそうです。頑張れ、T君!
◇ワンポイント・メッセージ◇
T君、着々と確実に歩みを進めていますね。その成果に「日々の努力ですかね」とは、達観していますね。目標はまだまだ続きます。坦々と努力できるその強みで、頑張っていきましょう。