発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

4296.~興味に応えて~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「物理をとクエスト」(1月23日)

おはようございます。国分寺教室の萱沼です。

M君は書くことが苦手としています。

問題を出しても、答えを解説しても、なかなか書こうとしないこともあります。

分かっているのかどうか尋ねると、たいていは、

「大丈夫です」、「分かります」という答え。

“ダメ”なときは言葉を濁すので、“大丈夫”というときはちゃんと理解できているということが分かります。

M君は中学2年生です。

色々なものに興味があり、ある日、「物理を教えてほしい」というリクエストがありました。

それも「高校の物理をやりたい」と言います。

M君には中学1,2年生の行う基礎的な教科指導を行っていました。

高校の物理というと、それまでやっていた勉強とギャップがあります。

でも、これはチャンスかもしれないとも思いました。

やりたいという気持ちは勉強を行う原動力になるからです。

ひとまずベクトルと三角関数の基礎、三平方の定理の解説をして物理の勉強にトライし始めました。

今のところ物理は「おもしろい」と言っています。

中学と高校の勉強のギャップを埋めながら少しずつ進めていこうと思います。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

物理をリクエストとは、どのようないきさつか、探ってみたいところですね。でも、すぐに興味に応えてあげられたことは何よりでした、しかもご本人、“おもしろい”との感想。「小さい時は学習態勢をとるのが難しい時もありましたが、今では授業をしっかりと進めることができ、とても立派です」とのこと、学習への興味が更に確実なものとなっていかれるといいですね。 

 

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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