3270.~自信を得る~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「漢字テスト対策」(10月2日)~
おはようございます。八王子教室の石塚です。
中学生のA君、夏は夏休み明けの漢字テストの対策に力を入れました。
何ページもある出題範囲のほとんどを「頑張って覚えるページ」と決め、1ページずつ宿題にし、次回教室でテスト、という方法で進めてみましたが、そもそも漢字の量が多いので、なかなか点数が上がっていきません。
ふと思いついた、「なぞって覚える」。
真っ白な紙に思い出しながら漢字を書いて、結局間違っていたら、その時間が無駄になるだけでなく、間違えた漢字の印象も強くなってしまうかもしれません。正しい漢字を大きめに書き、声を出しながら何回も同じところをなぞる。
間違えて覚える心配がなくなり、何より考えなくていいのですから、負担も少ないのです。
そんな作業的な方法ではありましたが、教室でのテストの点がグッと上がりました。そして本番のテストでも、今までに無い良い点を取ることが出来ました。
「嬉しかったようで、おばあちゃんにも答案を見せたんですよ。」とお母さまからお話をお聞きした時は、講師もとても嬉しかったです。
◇ワンポイント・メッセージ◇
“夏の頑張りが受験を制す”とはよく言われてきましたが、A君にとっても充実した夏でしたね。受験後半戦に向けて、とても良いスタートを切ることができましたね。日頃の成績に満足が得られないと、「どうせ、やっても…」「やってもダメなのでは…」とついつい悲観的になりがちですが、A君はこの漢字の高得点で大いに自信を得たことでしょう。“やれば、できるのだ”と。自身の力を信頼して、受験に向かって日々取り組んでいきましょう。