4610.~基礎教育から次のステージへ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「職人のような表情で」(1月24日)
おはようございます。武蔵境教室の丸山です。
保育園の頃からお通いのM君は現在中学生です。
昨年まで大きな声でたくさんの歌を歌って、クレヨンの感触を楽しむかのようにダイナミックな絵を描いてきました。
歌詞を上手に読めるようになっていたことから、現在文章読解中心に学習しています。
長年歌い、絵を描いてきた彼が、今「文字」「文章」に、楽しく真剣に取り組んでいます。
滑舌がどんどん良くなり、単語ではなく2語文での発語が増えてきました。
表情も大人っぽくなってきています。
真剣に文字を書くときには、絵を描くときの「笑顔全開」ではなく、職人のような真剣な表情を見せます。
平仮名、片仮名と一気に進み、今漢字で日付を書いています。
書き上げて、「ぼく、かっこいいね」。
急激に伸びている様を目の当たりにしています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
幼児期の基礎教育としての『造形リトミック』が次のステージへとつながっていったようですね。『造形リトミック』は、リズム造形による基礎描画(点/線/面)と歌唱造形による絵画、創造造形による画用紙工作から成る認知教育と巧緻性トレーニングのためのメソッドです。幼児期、児童期にリズムに乗って大いに造形を楽しみ、そこで培われた多種の機能が今日のM君のように文字の習得につながり、他にも数学習など教科学習や、探索/探求につながっていきます。M君、“職人のような真剣な表情”で文字に取り組んでいるなんて、すばらしいですね。