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「前進」「サポート(支援)」「継続」「プレッシャー(圧力)」
このうちディフェンスに特に関係して大事なことは「プレッシャー」です。
プレッシャーの大切さをチーム皆が理解して、実行すれば、必ず強いチームになり、相手がいくら強くても、恥ずかしいような試合には決してなりません。
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実際の試合では、一つ一つのタックルについて言われることが多いと思いますが、タックルはあくまでも「プレッシャー」の最後の締めくくりで、実際はタックルに至るまでの、チーム全員のプロセスが大切です。
プレッシャーは、先ず相手とのボールの取り合いから始まります。
例えば、モールなどで相手にボールを取られそうになっても、そこでボールの取り合いをあきらめずに全力でボールを取り返そうと努力すれば、相手に生きたボールを出させません。フォワードの大切な仕事です。
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もし、仮に相手にボールを取られても、簡単に出させなければ、アタックする相手から、アタックするまでの時間(余裕)やスペースを無くすことにつながり、味方のバックスをはじめ次のディフェンスが非常にやりやすくなります。
さらに、相手がアタックする時間(余裕)やスペースを無くせば、相手がミスをしやすくなります。
このようなプレッシャーを加えて、それでも相手がミスせず前進してきた時に、初めて個々のタックルが必要となります。
タックルは、特にゲインラインの相手側で相手の前進を止めることが大切です。
さらに、最初のディフェンスが突破された場合には、カバーディフェンスが必要になります。
このように、ディフェンスのポイントは次のような4つです。
①ボールの取り合いで、相手に生きたボールを出させない。
②相手がアタックする時間(余裕)とスペースを無くし、ミスを起こさせる。
③相手の前進をゲインラインまでに止めて、ボールを継続させない激しいタックル。
④最後に、相手がディフェンスラインを突破して来た時のカバーディフェンス。
次回以降、以上の4つについて書きます。
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