茨の木さだ まさし幻冬舎このアイテムの詳細を見る |
★あらすじ
48歳の真二は、二年前に編集者の仕事を辞め、妻とも離婚していた。
そんな彼の元に、半年前、父の葬儀で喧嘩したきりの兄・健一郎から突然父の形見のヴァイオリンが届く。そのヴァイオリンを修理に出した直後、健一郎の病を知る。★帯から転用
昨夜あまりにも蒸し暑くって、なかなか眠れなかったので一気に読んじゃいました。ひょっとしたら面白かったのでなかなか眠たくならなかったってのが実情かもしれません。
今回、主人公は開始50ページまでにイギリスロンドンにいます(笑)
全部で300ページほどの長編ですが、残り250ページはずっとイギリスでの話です。そう聞くと、今までの「精霊流し」「解夏」「眉山」とまったく違う印象を受けますが、実際この「茨の道」はある種のミステリーとなっています。
しかもカーチェイスシーンがあったり、発砲シーンがあったりします(爆)実はちょっと大人のラブシーンまであったりします(爆)
さだまさし・・・エンターテインメント小説に進出したって感じです(爆)
そしてなによりも・・・
この小説の主人公は1台のバイオリンなんです・・・そのバイオリンの故郷と作者を求めて・・・って部分がミステリーって感じなんですね。
もちろんさだまさしファンにはおなじみの「ステージトーク」でのネタも何本か入っています(笑)
映画にしたい小説ですが・・・物語の8割の舞台がイギリスだしなぁ(笑)
途中ですがやっぱり「映画化」や「ドラマ化」がありえそうな、そんな小説だと実感しました。
まっさん、今回のこの小説、分かりやすくかいてるなぁーと思ったのはたくさんの話が同時進行しないところ。これは分かりやすくていい。笑
これから後も楽しんで読みますね。
んじゃ、ちょっと「ネタばれ」しちゃったかな?
ごめんね
ワクワク展開をする作品でした。
ただ・・・「茨木市」をやっぱ思い出してしまって(爆)
ぜんぜん気にしてませんから。
そうですよね?
私も茨木市を思い浮かべます。(^^♪
タイトルから、もっと「茨の道」なのかなって思っちゃったよね(笑)
まあ確かに主人公の兄夫婦は茨の道だけど。