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核ミサイルを搭載した英潜水艦「レンジャー」とソ連潜水艦「ポチョムキン」が突如消息を絶った。調査を命ぜられたボンドはエジプト・カイロへ飛び、そこで同じ目的でソ連が派遣したKGBの女スパイ、アニヤと出会う。
共同で任務に当たるが、事件の直前、オーストリアでボンドに差し向けられ、返り討ちにあったソ連の殺し屋が彼女の恋人だった。「この任務が終わったら、あなたを殺すわ」そう言われたボンドは彼女と共にアメリカ海軍の潜水艦に乗り込み、怪しいとにらんだストロンバーグ海運のタンカーに接近する。
ストロンバーグは米ソを核攻撃し、世界を壊滅させ、海の世界を作ろうとしていた……。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ムーアボンドの最高傑作との評価が多いこの「私を愛したスパイ」ですが、ぶっちゃけ私は「ユア・アイズ・オンリー」の方が好きなんですが(笑)で、前にも書いたんだけど、「私を愛したスパイ」の「私」って、やはりボンドのことなんだろうか(笑)で、ちょっと調べたら、原作は女スパイが主人公みたいです。
それにしても、第10作目の記念として、巨額の予算をかけて作られましたが、その登場した場所だけでも、オーストリアアルプス、エジプト、イタリア・・・撮影場所は、スイスアルプス、カナダ、バハマ、沖縄などのワールドワイドなものになっているそうです。エジプトの砂漠シーンで「アラビアのロレンス」のテーマが流れたり、その遊び心は満載です。こういう点が私はムーアボンドの好きなところなんですね。もちろんこういうのが嫌いって言うボンドファンもたくさんいますが(笑)
この映画での一番の見所は、やはりオープニングのスキーパラシュートではないでしょうか?まさに「つかみはOK!(死語?)」って感じで、この場面だけでも何度も見たくなります。大空にひろがった「ユニオンジャック」にはホント拍手喝采したくなります。
そしてなんといっても「ジョーズ」ですね(笑)
この役は故ジャイアント馬場にもオファーがあったらしいんですが、今になって思えば、受けて欲しかったなぁ・・・って感じです。あそこまで愛嬌のある役は出来ないかもだけど、「謎のアジア系」って感じで面白かったかもしれません。次の作品「ムーンレイカー」にも出演するという快挙をなしとげました。
1984年「おかしなおかしな石器人」で競演したリンゴ・スターと結婚して、話題になったバーバラ・バックが、どう見てもソ連の女スパイには見えない・・・だからこそスパイに相応しいのか?なんてことはいいとして(笑)やはりこの映画での「私」は彼女だなぁって思うくらいの頑張りを見せてくれています。
この映画で気にいらない場面はね・・・
ボンドがしつこいくらいストロンバーグに止めを刺す場面かな(笑)
おしゃれでかっこいいムーアボンドらしくない演出でした。
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