デビュー45周年、そしてTHE COYOTE BAND結成20年を迎えた佐野元春が、過去の曲をセルフカバーしました。CDの宣伝文句には「これはもはやセルフ・カバーではない。完全に最新形の新曲集だ。しかも代表曲を集めたベストアルバム感が満載。全曲がまさにジャパニーズ・ロックの至宝と言っていいだろう。 」などと、煽り気味に書いていますが、間違いなくセルフカバー集です。ファンはそんなことどうでもいいと思うのですが。
ってことで、曲目の紹介。
M1.Youngbloods
M2.つまらない大人にはなりたくない
M3.だいじょうぶ、と彼女は言った
M4.ジュジュ
M5.街の少年
M6.虹を追いかけて
M7.欲望
M8.自立主義者たち
M9.君をさがしている
M10.約束の橋
ちなみに、M2の「つまらない大人にはなりたくない」は「ガラスのジェネレーション」M8の「自立主義者たち」は「インディビジュアリスト」の改題です。曲によっては、英語歌詞を日本語に変えたりして、彼なりのこだわりも見えます。
佐野元春も今日3月13日が誕生日で69歳になります。相変わらず創作活動は盛んなのですが、いかんせんライブ盤などを聞くと、声が出ていないんです。加齢からくるものだとは思いますが悲しい限りです。ただ、もちろんスタジオ録音のものは、それほど衰えを感じません。
このアルバムは古希を前にした・・・って、ジジイ扱いするわけではありませんが、アレンジも演奏もヴォーカルも落ち着いたものとなっています。概要文に書いたように「Ⅱ」「Ⅲ」も期待したいですね。
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