ノーベル賞作家の大江健三郎氏が88歳老衰にて亡くなりました。一時間も経たないうちに扇千景元参議院議長が89歳でなくなりました。どちらも昭和から平成にかけて文壇や政治の世界で大活躍されていました。もちろん昭和の時代が一番すごかったお二人でしょうが、大江健三郎氏にいたってはノーベル文学賞を受賞されたのは平成6年(1994年)ですし、扇千景氏が参議院議長を努めたのは・・・っていうか、数々の大臣職に就いたのは平成の時代です。
おふたりとも平成を50代半ばで迎えたわけで、現在の私よりも5歳以上若いってことで、脂が一番乗り切ってる平成の30年間だったのでしょう。ただ、私自身はそれぞれの仕事をほとんど知りませんでした。扇千景氏にいたっては、女優をやってる頃の彼女の仕事を殆ど見たことがないですね。44歳で参議院議員となられたわけですし。
ほとんど同時に訃報が届き驚いたわけですが、実は大江氏は3月3日、扇氏は3月9日に亡くなられていたようです。どこで訃報を流すのかなんて、やはり色々と事情があるのかもしれませんね。
話は変わりますが、今日は第95回アカデミー賞の発表がありました。
11部門にノミネートされていた大本命の「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」が、作品賞を含む最多7部門を受賞しました。
作品賞 監督賞 主演女優賞 助演男優賞 助演女優賞 脚本賞 編集賞 の7部門です。
私が観たときの感想文として、助演女優賞 脚本賞 編集賞の3つは取るんじゃ?などと書きましたが、個人的にはあまり面白くなかったわけで。しかし、その他の主要部門も総なめしたわけで、本当にすごいことです。
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