ダンボールを頭からすっぽりと被った姿で都市をさまよい、覗き窓から世界を覗いて妄想をノートに記述する「箱男」。それは人間が望む最終形態であり、すべてから完全に解き放たれた存在だった。カメラマンの“わたし”は街で見かけた箱男に心を奪われ、自らもダンボールを被って箱男として生きることに。そんな彼に、数々の試練と危険が襲いかかる。
映画館 ★★★
江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」や「人間椅子」もしくは、いにしえの古典「透明人間」のような、下品でエロチックなものを想像していました。確かにそういう描写もありますが、街中で箱男が外部を観察するというシーンが少なかったです。
劇中で箱男になりたい人たちの「箱男争奪戦」が繰り広げられるわけですが、別にみんなそれぞれ好きな場所で「箱男」になれば済む話で。。。なんて書いちゃ身も蓋もないってか?(汗)
原作も読んでいませんが、観る人によっていろいろな感想があると思います。映画ってそうあるべきだと思います。
ヒロインを演じた白本彩奈のヌードは美しく上品で。。。だからこそR15にはならずPG12のレイティングでしたが、間違いなく小学生が観たい作品ではありません。
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