日本を代表する電機メーカー・テコットの相談役を退いた島耕作。新天地に選んだのは業界3位の塗建会社「UEMATSU塗装工業」、その社外取締役だ。一代で同社を築き上げたワンマン経営者・植松権兵衛が頭を悩ますのは、後継者問題! バトンを託すのはボンボンの二代目、それとも・・・!? 島耕作・74歳、その経験、手腕が試される!
島耕作もついに「社外取締役」となりました。前シリーズの「相談役」の次は私は地域ボランティアとなって「町会長 島耕作」や「社会福祉協議会 島耕作」なんてのもいいんじゃないかと思ったんだけどなぁ(笑)これからますます増えていく高齢化社会を身近な問題と取られて・・・なんて色気がなさすぎかな?
いやいや、70半ばからの恋があってもいいし、実際老人ホームでは恋の鞘当てがなかなか喧しいようですしね。
島耕作シリーズは1983年から講談社のコミックモーニングで連載が始まり、かれこれ40年です。本編の方はオンタイムで物語が進み、他の雑誌で大学生時代やフレッシュマン時代などの話も連載されています。とりあえず連載された年代順に列挙してみます。
課長島耕作 1983年 - 1992年 17巻
部長島耕作 1992年 - 2002年 13巻
ヤング島耕作 2001年 - 2010年 8巻
取締役島耕作 2002年 - 2005年 8巻
常務島耕作 2005年 - 2006年 6巻
専務島耕作 2006年 - 2008年 5巻
社長島耕作 2008年5月29日 - 2013年7月18日 16巻
係長島耕作 2010年3月9日 - 2013年10月8日 4巻
会長島耕作 2013年8月29日 - 2019年8月1日 13巻
学生島耕作 2014年1月1日 - 2017年4月11日 6巻
学生島耕作 就活編 2017年5月23日 - 2018年7月24日 3巻
島耕作の事件簿 2017年8月17日 - 2017年12月14日 1巻
相談役島耕作 2019年8月22日 - 2022年2月24日 6巻
社外取締役島耕作 2022年3月24日 - 1巻
この他にも違う絵師にて2種類出ていますが、さすがにそれには手を出していません(笑)
1983年から2022年までの日本の経済や諸外国との関係がちゃんと描かれています。
もちろん書いた時点で「過去」のものなのですが、日本の40年間を振り返るのには最適だと思います。
100巻以上のコミックを、発表順に読んでみたいんだけど、実はまだそれはチャレンジしたことがない私です(汗)
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