今日の午前中、パートのおばちゃんの休憩時間での会話。およそ10時半頃だったかな。以下は会話形式で。
Aさん「板垣李光人って、すごい名前よね。」
私「リヒトって、ドイツ語で『光』『希望』とかいう意味があるよ。大阪の大手事務用品会社で『リヒトラブ』って会社があって、うちもその前身の『リヒト産業』と取引してたよ」
Bさん「どんな字を書くか知らないけど、知り合いの子に『あろむ』って名前の子がいたなぁ」
私「もう随分前に亡くなったけど、『虫明亜呂無』って作家知ってる?]
Aさん・Bさん「知らないなぁ」
私「よく新聞などで野球評論なども書いてたんだけどね」
Aさん「そういえばアトムってひともいたよね」
私「うんうん、下條アトム。彼も本名だと思うよ。私の高校の同級生のお兄さんが『原子力』って書いて『はら◯つとむ』って人がいたなぁ。昭和30年代には、もちろん原爆で日本は大変な被害があったけど、原子力が新しい力としてすごく希望が持たれていたんだろうね。『鉄腕アトム』なんかもそうだし」
という会話の2時間後にスマホに訃報ニュースが・・・
下條アトムさんが亡くなったのは先月だったのですが、今日所属事務所が発表したそうな。
ちなみに下條アトム氏は1946年に生まれ、父親であった俳優の下條正巳氏が
~将来は日本でもアメリカのように名前・苗字の順に呼ぶようになり、ローマ字の順に名簿も作られるだろうと考え、ならばアルファベットのAで始まる名前なら最初に呼ばれるという理由で、さらに「今後の原子力は戦争ではなく発電など平和のために使われるはずである」という願いを込めて、原子を意味する英語atomから名付けた~ ウィキペディア参照
と、まぁ・・・私は下條アトム氏の出演したドラマや映画を数多く観てきていますし、後年は「世界ウルルン滞在記」でのナレーションがとても印象的でした。
偶然とはいえ、今日は本当に背筋がゾーっとしました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます