大学で哲学を教える小鳥遊雄司は水が大の苦手。水に顔をつけるだけでも恐怖を抱いてしまうほどで、泳ぐことなどもってのほかだった。ところが、ひょんな成り行きから水泳教室の女性コーチ、薄原静香に熱心に勧誘されてしまい、初心者コースに入会することに。賑やかな主婦たちにまじり、静香の丁寧な指導を受けながら、水に慣れるところから必死の思いで挑戦していく雄司だったが…。
WOWOW ★★★
どうせならコメディに徹して、90分くらいの短編にまとめてほしかったです。
水恐怖症の克服と、町中を歩く恐怖症の克服をテーマにしても良かったかなぁ。
もちろん、主人公が新しい恋の成就のために水恐怖症を克服するという内容はいいですが、どうして一回目の結婚に破れたかという理由を表す必要はあるかもしれませんが。
よくよく観てみると、彼が水恐怖症で一回目が破綻したのではなく、単純に涙が出なかっただけの話のような気もします。夫婦で同じ悲しみや痛みを乗り越える事ができたら・・・元妻が夫も同じように悲しんでいると理解できたのなら離婚しなかったと思います。
ようるすに、この主人公の性格の問題で、正直言えばそういう性格だとわかっていながら結婚したはずなのになぁって気もします。
だとしたら、そういう部分をみんなカットして、単純に水恐怖症の克服までの努力と、水泳コーチの外歩行恐怖症の克服をお互いに無いところを補い合って、最後は結ばれるとしたほうが私は好きですね。
ただまぁ綾瀬はるかの美しい肢体を楽しめたのは事実ですが(爆)
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