幼少期に家族を惨殺された中條千里は、ただ復讐を果たすためだけに生きている。生活の全て、学校の全て、復讐という目的を果たすのに必要な力とお金を得るため、自分が汚れるのも厭わない…。心配する幼馴染み、残された肉親の思いも振り切って果たそうとする、人生の全てを懸けた復讐劇の先にあるものは、果たして千里に何をもたらすのだろうか?
明神湊(みょうじんみなと)と妹の渚(なぎさ)の幼い兄妹は長く帰宅していない母親を待ちながら日々を過ごしていた。ある日の放課後、久しぶりに姿を見せた母親は、遊園地へ行こうと切り出す。湊は母の帰宅に安堵するもすぐに、不審な提案・言動を取る母に再び不安を募らせる。母を残し乗り込んだ観覧車に突然雷が落ち戸惑う湊。目の前には妹の渚はなく、知らない女性の死体が。そして、窓に映る自分もしらない「誰か」であった。
私が「三部けい」を初めて知ったのが、本屋さんのコミック平台に平積みされていた「僕だけがいない街」でした。
ちょうどその当時の最新刊の3巻が発売された直後で、3冊並んでたので内容も確かめず(シュリンクされてましたし)3冊一気に買ったのが始まりです。2013年12月の話です。その後原作もヒットし、深夜アニメ化され、藤原竜也と有村架純の出演で実写映画化もされました。
で、その「僕だけがいない街」の連載終了後、「夢で見たあの子のために」と「水溜りに浮かぶ島」が連載されるわけです。
どちらが好きかって聞かれたら悩みますが、「夢で」の方がリアルなお話で、「水溜り」の方はファンタジーって感じですね。落雷で小学生と殺人者の2人が入れ替わるのですもん(笑)
でもまぁ2作品とも面白いです。
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