極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

私は告白する (1953) I CONFESS 95分

2007-11-13 19:49:40 | ヒッチコック大好き♪
 カナダのある教会で働く男が、神父に、強盗殺人をしてしまったと告解。やがて、その事件の容疑者として神父に嫌疑がかかる。だが、懺悔中に聴いたことは他言してはならない、というカトリックの戒律のため、神父は真犯人の名を明かすことが出来なかった……。

DVD ★★★

 モンゴメリー・クリフトって名前はもちろん知っています。
でも、彼の出ている映画・・・実はこれがはじめて観る作品です。有名な作品にたくさん出ているんですが・・・たとえば、「陽のあたる場所」「地上より永遠に」「荒馬と女」などなど。で、彼のことをよく知らないのは、やはり46歳の若さでなくなったことが原因なのかもしれません。今もし生きていたら87歳・・・ちょっと早すぎます。
 共演者のアン・バクスターは「十戒」でおなじみです。しかし主演作の「イヴの総て」は見ていないんですね(笑)

 ヒッチコックの映画って同じ役者さんをよく使うことで有名なんですが、この二人は監督のお眼鏡にかなわなかったのか、それともスケジュールが合わなかったのか・・・残念なことにこの「私は告白する」にしか出ていないみたいです。

 で、この映画・・・すごく面白いんです。
裁判の判決が下って、その数分後まではね(笑)
それだけに★を一つ減らしちゃいました。

 あらすじに書いているんですが、犯人はこの神父に罪を擦り付けることを前提に殺人を犯します。そして殺人を神父に告悔するわけです。神父は途中からはめられたことに気がつくんですが・・・って感じのすごく人間心理の奥深いところまで追求した作品なんですが・・・

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