
![]() | 空母いぶき コミック 1-12巻セット |
かわぐち かいじ | |
小学館 |
20XX年、12月23日未明。沖ノ鳥島の西方450キロ、波留間群島初島に国籍不明の武装集団が上陸、日本の領土が他国に占領される事態に。海上自衛隊は直ちに小笠原諸島沖で訓練航海中の第5護衛隊群に出動を命じる。その旗艦は、自衛隊初の空母という存在から、“専守防衛”を巡って国論を二分する議論の的となっていた“いぶき”だった。航空自衛隊出身の艦長・秋津竜太一佐と、海上自衛隊生え抜きの副艦長・新波歳也二佐は、やがて想定を超えた戦闘状態に直面し、国の命運がかかったぎりぎりの判断を迫られていくのだったが…。
映画館 ★★★★
想像以上にとてもおもしろい映画でした。佐藤浩市のあのインタビュー記事はどうも照れ隠しのように思えてなりません。出版社もあの一言を載せなかったらいいのになぁ。
総理大臣役は準主演なわけで、近年の佐藤浩市の仕事の中でもなかなかいい出来だと思いますし、「軽々しく戦(いくさ)なんて言わないでくれ」というセリフは憲法9条を遵守する為政者として立派なセリフだったと思います。
主演の西島秀俊と佐々木蔵之介の役柄が普段とは逆なのがなかなかいい感じでした。いろいろ批判はあるみたいですが、「コンビニ」の話も息抜きでよかったです。
ただ・・・予想していたものとは大きく違う部分があって・・・実はそここそが非常に重要なわけですが、まさかあんなことになるとは思わなかったです。
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