私は夜はHDDに録ってある旅番組や映画を見ることが多く、昨夜の熊本での地震も30分後くらいに知りました。まずは被害に遇われた方にはお見舞い申し上げます。
NHKのブラタモリで「熊本は水が豊富」ってことの検証をしていて納得したのですが、その地質こそが昨夜のあの大きな揺れになったのではないかと思います。何万年もかけて阿蘇山の度重なる噴火によって、幾重にも火山灰や軽石で出来た層と、水脈の層が出来、それが現在では熊本を水の豊かな土地にしたということでした。よって熊本市はすべての上水道を地下水でまかなっているそうです。
なので熊本城はまさに砂上の楼閣だということでしたが、奇しくも昨夜の地震はそれを証明したような気もします。水の上に浮いている熊本市と言っても過言ではないからです。だからこそあんなに揺れたのではないでしょうか。
いずれにせよ、地球46億年の歴史の中で、我々が生きているのは本当に一瞬のこと。
異常気象などではなく、たまたま関東大震災から阪神淡路大震災までの70年間ほどに、何千何万も亡くなるような地震がなかっただけで、これもまたたまたまたった20年間ほどで震度7の地震が3回起こったということだと思います。
活断層のある地域ではこういう地震が起こるのは仕方がないことで、我々にできることは「常日頃の心がけ」くらいでしょうね。その心がけも20年前にあんなに恐ろしい思いをした我々阪神間に住む人間でももう忘れかけているのも事実なのですが。
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