若き日のシャーロック・ホームズとワトソンの活躍を描いた冒険活劇。ロンドンに起きた連続殺人事件を捜査する少年ホームズ。やがて事件の背後に、古代エジプトの邪教集団が存在していることが判明する……。
★★★
この作品が公開された1985年当時、スピルバーグは飛ぶ鳥を落とす勢いでしたね。
監督した作品は「カラー・パープル」のみですが、製作総指揮作品として「バックトゥザフューチャー」や「グーニーズ」もこの1985年でした。1985年彼はまだ39歳です。
で、このころのスピルバーグの関わった映画は殆ど映画館で観ています・・・って、私の世代の人は殆どそうじゃないかな。この「ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎」も劇場公開のときに観て、後にレンタルビデオで観て・・・実はDVDも持ってなかったのでおよそ35年ぶりに観たかんじです。
前半はなかなか良かったです。「ハリーポッター」はこの作品も影響を受けたのかな?舞台的には1870年ってことで、日本では明治3年・・・ハリポタは現代なので100年以上時代は違いますが、イギリスの寄宿舎の学園生活の雰囲気がとても良かったです。
ただ、「エジプトの邪教」っていうのが今観れば全く面白くなく、「インディ・ジョーンズ魔宮の伝説」の劣化版というか、おこちゃまバージョンと言うか・・・やはりホームズはアクションではなく推理でもっと見せてほしいですね。
なんと言っても気に入らないのはヒロインが・・・って、ネタバレかな(笑)
一番最後のワンカットも必要ないと思います・・・続編を作るのならともかく。
ただ、あの演出はのちのち多くの映画も真似をしましたね。私は嫌いですが。
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