1986年、夏の長崎。ちょっと大人しい小学5年生・久田はある日、家が貧乏なせいでクラスの嫌われ者だった竹本から思いがけない誘いを受ける。それは、山を越えた先にあるブーメラン島にイルカを見に行こう、というものだった。翌日2人は、久田の自転車に乗ってブーメラン島を目指すのだったが…。
日映専 ★★★☆
今からおよそ40年前の近過去(?)のお話です。この映画の主人公達は現在50歳くらいかな。なので、60を過ぎている私にとっては、中3から高1くらいの「青春」時代のお話です。基本的にはスマホなどのネット関係がないだけで、現在とそれほど変わらないと思います。特にこの映画の舞台になっているいわゆる「田舎」では。
私の世代にも通じる「少年のひと夏の冒険」ですが、男の子なら誰でもこういう経験があるでしょうね。もちろん平成や令和の男の子にはちょっと無理な話でしょうけど。私は小学校3年の頃、近所の悪ガキたちと、自転車に乗って我が家から18キロほど離れた大阪の観光地「箕面の滝」までサイクリングして、親にこっぴどく怒られました(汗)
草彅クンが大人になった主人公としてナレーションも担当していますが、彼自身がちょうどこの主人公くらいの年齢でしょうね。主人公の友人役イケメンの竹ちゃん原田琥之佑は原田芳雄の孫だとか。彼が行きてたら孫の演技をどう評価したでしょうね。
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