![]() | シェイプ・オブ・ウォーター オリジナル無修正版 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray] |
クリエーター情報なし | |
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン |
1962年、アメリカ。口の利けない孤独な女性イライザは、政府の極秘研究所で掃除婦として働いていた。ある日彼女は、研究所の水槽に閉じ込められていた不思議な生きものと出会う。アマゾンの奥地で原住民に神と崇められていたという“彼”に心奪われ、人目を忍んで“彼”のもとへと通うようになる。やがて、ふたりが秘かに愛を育んでいく中、研究を主導する冷血で高圧的なエリート軍人ストリックランドは、ついに“彼”の生体解剖を実行に移そうとするのだったが…。
Blue-ray ★★★☆
昨年度のアカデミー作品賞を受賞したこの作品、久々に廉価版ではないBlue-rayを買いました。
情報としては「半魚人と話すことのできない女性とのラブストーリー」くらいです。作品賞を受賞するだけの「なにか」を期待して観たわけですが。。。
開始15分間に2回もヒロインの浴槽での自慰シーンでこの映画の方向性が見えました(爆)いやぁ・・・なかなか生々しく、綺麗事だけではない映画だということがわかりました。障碍者の「性」の問題をファンタジーも絡めて扱っているわけですが、ファンタジーとは違うものの15年も前の映画「レッド・ドラゴン」を思い出しました。目の見えない女性がレイフ・ファインズ演じる主人公とラブシーンとなり、固くなった股間を触るシーンがあったんです(笑)あの盲目のヒロインを演じたのがエミリー・ワトソンですが、この映画のヒロインを演じたサリーホーキンズもそうですが、決して美人ではないわけで、だからこそすごく生々しいシーンでした。
彼女を取り巻く連中がなかなか素敵で、ゲイの絵描きさん、同僚の黒人女性など、それこそステレオタイプの「いい人」なのですが、これがなかなか心地良いですね。また憎たらしいやつはより憎たらしく描けているのもOKです。
全編に渡り「おひさま」の見えない暗い映像と、バスの窓を滑る水滴を含む水の美しさには感動しました。
最も一番笑ったのは「カパッと開いて中から出てくる」という説明ですが(笑)
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