基礎代謝を上げることの重要性
消費するエネルギーの量、つまり基礎代謝量が高ければ、動かずじっとしていても体はどんどん代謝を行いエネルギーが必要になります。
自動車でいえば「燃費が悪い」状態ですが、太りにくい体づくりやダイエットにおいては基礎代謝量が高い状態は理想的です。特に食事制限や運動をしなくても、日常生活を送るだけで健康的に日々多くのエネルギーが消費されることになります。
食べ物から取り入れた摂取エネルギーが、消費エネルギーを超えない、つまり消費エネルギー優位の状態を保てば太りません。基礎代謝量が高ければベースとなる消費エネルギーが高くなるため、摂取エネルギー以内に抑えることが比較的容易なのです。
もし摂取エネルギーが足りなければ、体内の脂肪も使ってエネルギーがつくり出されます。つまり、ダイエットも効率的になるのです。
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基礎代謝を上げる方法の中で簡単にできる水飲みの方法
基礎代謝を上げるには、水を十分に飲むのがおすすめです。
体温が1℃上がるごとに代謝量は約13%増加するため、白湯を飲んで体が温まると、代謝の向上が期待できるのです。
体温が1℃上がるごとに代謝量は約13%増加するため、白湯を飲んで体が温まると、代謝の向上が期待できるのです。
加えて、水を飲むと循環血液量が増えて血行がよくなり、血流が筋肉へしっかりと送り込まれるため、筋肉量が増加しやすくなります。筋肉量の増加は基礎代謝を上げるために重要です。
水は1日にどれくらいとればよいか
1日の水の必要量は身体活動レベルによって異なります。身体活動レベルは厚生労働省が策定する「日本人の食事摂取基準」にも使われている、その人の1日あたりの身体活動量を示す指標です。「低い(Ⅰ)」「ふつう(Ⅱ)」「高い(Ⅲ)」の3段階で示され、たとえば1日あまり動かない人は「低い」、運動習慣があるアクティブな人は「高い」に該当します。
さて、水の必要量ですが、身体活動レベルが低い人では1日2.3~2.5L程度、身体活動レベルが高い人では1日3.3~3.5L程度とされています。
1日の水の必要量は身体活動レベルによって異なります。身体活動レベルは厚生労働省が策定する「日本人の食事摂取基準」にも使われている、その人の1日あたりの身体活動量を示す指標です。「低い(Ⅰ)」「ふつう(Ⅱ)」「高い(Ⅲ)」の3段階で示され、たとえば1日あまり動かない人は「低い」、運動習慣があるアクティブな人は「高い」に該当します。
さて、水の必要量ですが、身体活動レベルが低い人では1日2.3~2.5L程度、身体活動レベルが高い人では1日3.3~3.5L程度とされています。
つまり、あまり動かない人でも500mLのペットボトル5本、よく動く人では7本程度必要ということです。ただしこれには飲み物だけでなく、食事から摂取する水分量(約1L程度)も含まれています。
厚生労働省では「平均的には、普段飲む量に加えてコップの水をあと2杯追加して飲めば、一日に必要な水の量を概ね確保できる」と呼びかけています。
監修者プロフィール
白金台おがわクリニック院長
小川惇郎(おがわ じゅんろう)
小川惇郎(おがわ じゅんろう)
日本糖尿病学会糖尿病専門医、日本内科学会総合内科専門医、日本内分泌学会内分泌代謝科専門医、日本抗加齢医学会抗加齢医学専門医
※ 2024/01/19 ハウスダイレクト 健康からだコラム
基礎代謝を上げる方法とは?太りにくく脂肪燃焼しやすい体を作ろう
の掲載記事から引用しました。参考になれば幸いです。
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