日本最古といわれる温泉で、夏目漱石の「坊っちゃん」にも登場。温泉のシンボルは、風格ある木造三層楼の「道後温泉本館」です。
「日本三古湯」のひとつにあげられる名湯

日本最古の温泉のひとつで、『日本書紀』にも登場する名湯。負傷した白鷺が岩間から噴出する湯で傷を癒したのがはじまりと伝わっています。多くの文人墨客にも愛され、夏目漱石の小説『坊っちゃん』の舞台にもなりました。道後温泉のシンボル「道後温泉本館」は木造三層楼の建物で、国の重要文化財に指定されています。
路面電車で楽しめる温泉と街めぐり

道後温泉の街なかには、「坊っちゃんカラクリ時計」やにきたつの道、「道後公園(湯築城跡)」など散策しながらめぐれるスポットが数多くあります。また、松山市内へは坊っちゃん列車か市内電車で30分ほど。「松山城」や「萬翠荘」、「坂の上の雲ミュージアム」など見どころたくさんで、一日たっぷり楽しめます。
道後温泉の泉質・効能
道後温泉の泉質は、肌に優しくなめらかなアルカリ性単純温泉。18本の源泉から汲み上げられる源泉の泉温は20℃~55℃。全国的にも珍しい無加温・無加水の源泉かけ流しを実現しているため、源泉の効果を十分に感じられる美人の湯です。
道後温泉へのアクセス
〒790-0842愛媛県松山市道後湯之町
電車 松山空港から松山空港リムジンバスで約43分、JR松山駅からバス約20分、道後温泉下車
自動車 松山ICから車で約30分
~ おすすめの温泉旅館 ~
ホテル椿館 ( ホテルツバキカン )
明治の雰囲気がただようレトロな温泉ホテル
道後温泉駅から徒歩約8分、国の重要文化財「道後温泉本館」へ徒歩約3分という好立地にある宿。
道後温泉駅から徒歩約8分、国の重要文化財「道後温泉本館」へ徒歩約3分という好立地にある宿。


明治時代の洋館を思わせるロビーでは、ハイカラな袴姿のマドンナがお出迎えをしてくれるので、タイムスリップしたかのような気分に。

自慢の大浴場「白鷺の湯(男湯)」と「紅鷺の湯(女湯)」は、日本庭園に囲まれた情緒あふれる露天風呂を備えており、自然を肌で感じながら心ゆくまでゆったり名湯に浸かれる。

1階の「レストラン Buffet TSUBAKI」は、オープンキッチンのダイニングスペース。彩り豊かな料理が並ぶ、バイキングスタイルの夕食が好評だ。バリエーション豊かな料理を、家族や仲間と愉しみたい。

また、大迫力の「水軍太鼓ショー」も愉しみ(休演日あり)。
愛媛県松山市道後鷺谷町5-32
電車:伊予鉄道松山市駅線 道後温泉駅から徒歩約8分 車:松山自動車道 松山ICから約30分
TEL 089-945-1000
公式HP https://tsubakikan.co.jp/
総部屋数 92室
チェックイン15:00最終チェックイン20:00
チェックアウト10:00
お風呂情報
種類:温泉・大浴場・露天風呂、泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
~ おすすめのグルメ・観光スポット ~
グルメ
松山といえば、まず思い浮かぶのは瀬戸内の海の幸。郷土料理の「鯛めし」や「松山鮓」は、ぜひ味わっておきたい一品です。柑橘栽培も盛んで、種類も豊富。道後ハイカラ通りには柑橘スイーツの専門店があります。また、「タルト」や「坊っちゃん団子」もおすすめです。
つぼや菓子舗

「坊っちゃん」のモデルになった老舗団子店
明治16年創業の、夏目漱石の小説「坊っちゃん」に登場する団子屋のモデルになった老舗和菓子店。
明治16年創業の、夏目漱石の小説「坊っちゃん」に登場する団子屋のモデルになった老舗和菓子店。

保存料を使わず、厳選した材料を使って一本ずつ手作りしているため数量に限りがあり、道後商店街にある店舗のみで販売されている。風味の良い豆を使い、白双糖で練った餡は上品な甘さで、口どけもよくあとを引かない。
創業当時から作られている「坊っちゃん団子」のもとになった「湯晒団子」も素朴な味わいで人気。日持ちが当日限りとなっており、店内で食べられるほか4個260円のパックで持ち帰りできるのでお土産におすすめ。
愛媛県松山市道後湯之町14-23
電車:伊予鉄道城南線道後温泉駅より徒歩約2分、
車 :松山自動車道松山ICより約20分
TEL 089-921-2227
公式HP https://tsuboya-kashiho.com/
営業時間 9:30~18:00 臨時休業はインスタグラムでお知らせ
定休日 火曜日
平均予算 200円~5,000円 ※電子マネー利用可
席数 4席
駐車場 無
観光スポット
外湯めぐりをしながら道後温泉界隈でのんびりするのもいいけれど、せっかくなら松山市内に足をのばしましょう。松山城の城下町を散策したり、「文学のまち」をテーマにミュージアムを回ったり、三津浜でレトロな町並み散歩をしたりと、コースはたくさんあります。
坊っちゃん列車

ガタゴト機関車の旅で明治の雰囲気を味わう
夏目漱石の小説『坊っちゃん』でマッチ箱のようだといわれた小型蒸気機関車をディーゼル機関車として復元。車掌や運転士も昔の制服姿で、情緒漂う列車が観光客に人気。伊予鉄道松山市駅~道後温泉駅、道後温泉駅~古町電停の各路線で運行。
愛媛県松山市湊町5丁目松山市駅
伊予鉄道松山市駅からすぐ
TEL 089-948-3323 伊予鉄道株式会社
営業時間 通年
松山市駅発10:02~(時期により異なる)、土・日曜、祝日は9:32~、
道後温泉駅発9:19~、土・日曜、祝日は8:59~
無休
料金 乗車券(1乗車)=大人800円、小人400円
駐車場なし
道後公園(湯築城跡)

緑豊かな公園をぶらりお散歩
伊予の守護河野氏の本拠地、湯築城跡に、資料館や武家屋敷、展望台などを整備。子規をはじめ、漱石や芭蕉らの句碑をめぐる散策コースもある。桜の名所としても有名。
愛媛県松山市道後公園
JR松山駅から伊予鉄道松山市内線道後温泉行きで24分、道後公園下車すぐ
TEL 089-941-1480 湯築城資料館
営業時間 通年 入園自由、湯築城資料館は9:00~17:00(閉館)
無休、湯築城資料館は月曜、祝日の場合は翌平日休 12月29日~翌1月3日休
湯築城資料館入館料=無料
駐車場 34台 有料 30分100円
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