ぶらり旅スローライフを楽しむ

東京五輪・パラ贈収賄事件森喜朗組織委元会長を参考人聴取


2022年9月9日 18時12分 



東京オリンピック・パラリンピックのスポンサー契約をめぐる汚職事件で、東京地検特捜部が元総理大臣で組織委員会の会長だった森喜朗氏から、9日までに参考人として任意で事情を聴いたことが、関係者への取材でわかりました。特捜部は受託収賄で再逮捕された組織委員会の高橋治之元理事に、スポンサー選定でどのような権限を与えていたかなどについて確認したものとみられます。

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)は、大会スポンサーだったAOKIホールディングス前会長の青木拡憲被告(83)らから、総額5100万円の賄賂を受け取ったとして、受託収賄の疑いで東京地検特捜部に逮捕・起訴され、出版大手KADOKAWAの元専務らからも、スポンサー契約の選定をめぐって、総額7600万円の賄賂を受け取った疑いで再逮捕されました。

特捜部は事件の参考人として、元総理大臣で組織委員会の会長だった森喜朗氏から9日までに任意で事情を聴いたことが、関係者への取材でわかりました。
特捜部は元理事の容疑の立証には、組織委員会のトップだった森氏からの聴取が欠かせないと判断し、元理事にどのような権限を与えていたかや、スポンサー選定をめぐる、組織委員会の内部の意思決定のプロセスなどについて、確認したものとみられます。

森氏の弁護士はNHKの取材に対し「本件は高橋氏らが逮捕され、刑事事件になっており、捜査に支障をきたすといけないので回答は控えさせていただきます」と話しています。

森氏 報道陣の問いかけには応じず

森氏は9日、地元の石川県を訪れ、県議会を傍聴したほか、馳浩知事と面会しました。

このあと森氏は、東京地検特捜部から参考人として任意で事情を聴かれたことについて、報道陣から質問を受けましたが、問いかけには応じず、県庁をあとにしました。 


森氏聴取「コメント控える」=松野官房長官
2022/09/09 17:29 時事通信社

 松野博一官房長官は9日の記者会見で、東京五輪・パラリンピックの汚職事件で東京地検特捜部が森喜朗元首相から参考人として事情聴取したことについて、「捜査に関わることで政府としてコメントすることは差し控える」と述べた。 


【独自】KADOKAWA、高橋容疑者の提案と認識し資金提供か…「T理事から」社内資料に記載
2022/09/10 05:00 (読売新聞)

高橋治之容疑者 【読売新聞社】

 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、出版大手「KADOKAWA」側が、大会組織委員会理事だった高橋治之容疑者(78)(受託収賄容疑で逮捕)の知人の会社に対する資金提供について、高橋容疑者の提案と認識していたことを示す社内資料を作成していたことがわかった。東京地検特捜部は資料を入手し、提案に沿って支払いが実行されたことから、KADOKAWA側が高橋容疑者の意向通りに資金提供した証拠とみている。

 複数の関係者によると、KADOKAWA側は2016年、知人の深見和政容疑者(73)(同)から、組織委に2億8000万円、深見容疑者の会社「コモンズ2」に7000万円を支払う案を示された。

 KADOKAWA側は、深見容疑者の提案を記載した資料を作成。資料の冒頭には「T理事から」と記載されていた。特捜部はこの記載から、KADOKAWA側が、深見容疑者を通じた高橋容疑者の提案と認識していたと判断したとみられる。

 KADOKAWAは19年4月にスポンサー契約を締結し、提案通りに支払いを実行。特捜部は、コモンズ2に提供された約7600万円を賄賂と認定した。高橋、深見両容疑者は容疑を否認しているという。


旧統一教会問題、自民党内の動揺収まらず…議員事務所に苦情の電話・メール殺到
2022/09/10 07:08 (読売新聞)

読売新聞 【読売新聞社】

 「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)の問題で、自民党が8日に公表した党所属国会議員の調査結果を巡り、党内の動揺が収まっていない。党本部は「関係を断つ」ため、各議員に助言する体制を強化する方針を打ち出したが、実効性に不安の声も出ている。地方議員に徹底できるかも課題となる。

 「把握できたものは全て書いた。当時は社会的な問題を持つ団体との認識がなく、率直に反省している」

 関連団体の会合で講演やあいさつを行っていた山際経済再生相は9日、記者会見で改めてこう釈明した。

 調査結果では、党所属国会議員の半数近い179人に接点が確認された。このうち、氏名が公表された121人の議員は9日も説明に追われた。2021年の衆院選で支援を依頼した斎藤洋明衆院議員は「現在は問題のない団体という認識だった。今後は関わりを持たない」と宣言した。

 事務所に苦情の電話やメールが殺到しているという中堅議員は「地元の支援者から熱心に誘われ、関連団体の会合に出てしまった。大打撃だ」と憔悴しょうすいした様子で語った。

 自民党は、党改革実行本部(本部長・茂木幹事長)にタスクフォース(作業部会)を設置し、議員が適切な会合かどうかなどをチェックできるように体制を整備する方針だ。

 ただ、党内からは「応援してくれる人に信仰する宗教を聞いたり、『その宗教ならお断りだ』と言ったりできるはずがない」(ベテラン)との声も上がる。

 岸田首相(党総裁)は8日、地方議員にも「関係を持たない方針を徹底してもらう」と表明した。だが、党関係者によると、地方には1万人を超える自民系議員がおり、党本部の方針が浸透しきれるかどうかは不透明だ。茂木氏は「関係を断つ」方針に従えない場合は「同じ党で行動できない」との考えを示すが、党幹部は「憲法で信教の自由は保障されている。宗教を理由に、離党などを迫るわけにはいかない」と頭を悩ませる。

 関連団体からの寄付の受け取りなどがあった石破茂・元幹事長は「関係を断つ理由を明確にしなければいけない。来春に統一地方選を控え、信者なら公認や推薦はしないと言えば、憲法問題にぶつかる」と指摘する。

 政府・与党は、霊感商法などの被害の救済や防止策の検討を進める考えだ。会合出席や会費の支払いなどがあった萩生田政調会長は8日夜、「政治の信頼回復、さらなる被害防止に全力を尽くす」とコメントを出した。


バーチャル知事・西川貴教の秘めた野望とは…故郷は主張しない県民性だが「秘めなくていい」
2022/09/10 07:03 (読売新聞)


「地方のことをエッチラオッチラできる番組は、地域創生を目指すBSジャパネクストならでは」と話す西川貴教 【読売新聞社】

 滋賀県出身の歌手・西川貴教が、地域創生について住民や有識者らと考える「西川貴教のバーチャル知事」(月曜後9・00)が、BSJapanext(ジャパネクスト)で放送中だ。滋賀の課題を取り上げているが、番組が示す解決策は、同じ悩みを抱える他の地域でも役立つものだ。「皆さんの地域への愛着や誇りを刺激し、元気な国に変えていきたい」と西川は意気込んでいる。(文化部 若林圭輔)

「こんなに真面目な番組だったんですね」

 「滋賀ふるさと観光大使」である西川は、仮想世界の“知事”という役どころ。「ボートレースに新たな観客を取り入れるには」「若者移住者を増やすには」「森林資源をビジネスに生かすには」「信楽高原鉄道の活性化」といった様々な課題について、地域のリーダーらに尋ね、有識者に解決案や県外の先進事例を示してもらっている。

 提案は具体的で、施設整備など、負担を伴う活性化策も投げかけてきた。
 「バーチャル知事と聞いて、いぶかしみながら出演される方も多いですが、皆さん『こんなに真面目な番組だったんですね』とおっしゃいます。本当に地域に必要とされるものを作っていくことが必要。こちらも携わる以上、形になるまで追いかけていきます。番組をきっかけに、ちょっとずつですが、住民の皆さんが覚悟と責任をもって動き出された事例もあります」と手応えを口にする。

母の面倒見ようと地元で「イナズマロックフェス」開催

 西川自身、古里への恩返しとして滋賀県で「イナズマロックフェス」を2009年から始め、地元の行政や企業と連携し、大きな経済効果を生み出す地域密着型イベントに成長させた実績がある。

 フェスを企画したのは、実は家族の存在が大きかったという。「二度と戻るまいと離れた滋賀ですが、引き戻されました。一つには母の病気があり、自分で面倒を見たかったんです。家族と過ごす時間を少しでも作りたかったというところから始めました」

 その後、母を亡くし、10年の節目にイベントを手放すことも考えたが、地元に戻るたびに「期待してるで。頑張ってや」と励ましの言葉を数多く受けたという。

 「大きな存在を失ったが、県民の皆さん140万人という新たな家族を得た気がした。コロナ禍で苦しいこともたくさんあったが、地元の方々とじっくり向き合い、つながりが強くなった。だから人ごとでも、世のためでもく、“身内”のためにやっているだけなんです」と力を込める。

 地域作りの担い手不足から情報発信力の弱さまで、地方を取り巻く問題は、他県も似たり寄ったりだ。いずれは番組の活動範囲を全国に広げることも視野に入れている。

 「滋賀の場合、自分の地域や特産品にすごく愛着と誇りを持っているのに、自分たちから主張しない県民性があります。そういうのは他の地域でも多いと思う。秘めなくていいんです。言いましょうよ! 番組をきっかけに、受け身でなく、自発的に自分の地域の問題について考えてくれるようになればうれしい」

「社会貢献のハードルは高くない」

 今年のイナズマロックフェスは17〜19日に開催を予定している。「フェスは、色々な形で地域の行政や政治に参加できるという一つの証明になっている。僕自身も今の立場で地域と向き合うことができている。社会貢献のハードルは高くないと感じてもらうことも、番組の目的です」と笑顔で語る。

ブログ村ランキングに参加しています
バナーをクリックして応援お願いします
PVアクセスランキング にほんブログ村


おすすめのサイト



☟一日一回クリックして応援お願いします☟

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「政治家の不正」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事