
こんな本を読んだ。
「学習まんが 日本の歴史 18 占領された日本」(集英社)
絵を見ればわかるが、「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦氏が表紙を書いている。
残念ながら、表紙のみで、本編のまんがは別の漫画家の方が描いているのだが。(T_T)
表紙に描かれているのはマッカーサー元帥。
歴史上の人物からか、荒木色は控えめ。
ジョジョ立ちや奇抜な配色をするわけにもいかず、当然のようにスタンドは出て(出せ)ない。(^_^)
ただ、そこは荒木さん。
何とかカラーを出したかったのだろう、くわえたパイプは完全にジョジョカラーだ。(*^_^*)
心なしかマッカーサーもスタンド使いのように見える。(^_^)v
明治から戦後くらいまでは、パラレルワールド化しやすいと思うので、作家山田風太郎や、手塚治の「火の鳥」のように、虚実ないまぜの物語は面白いと思うのですが。
杜王町とは別に、過去の日本編を書いてはいかがですか、荒木先生。
さて、この本の内容だが、全20巻で、日本の歴史を、旧石器時代から現代の平成までをまんがで描いている。
小学生くらい?を対象に作られていて、深味はないが、完結に、わかりやすく書かれており、好感が持てる。
特に、近現代史だけで8冊も充てられいるのが特徴となっている。
私が子供(小学生から高校生)の頃、日本の歴史の授業では、(特に)現代史を勉強することは、ほぼなかった。
歴史の授業はあったが、1年が終わるまでに、現代史に到達すること自体がなかったのだ。
文明開化やらポツダム宣言など単発の事件としての授業はあったが、体系的な、時系列に沿った昭和史などは教えてもらうことはなかった。
これは、今となっては、授業時間の関係からではなく、意図的だったとも思えなくない。
現代の子供はどうなっているのだろう。
紹介したこの巻は、戦後の占領下の日本について書かれている。

GHQとの攻防、天皇制はなぜ存続したか、日本国憲法の制定過程など、まさに激動の昭和史の始まりを描いており、大人が見ても、いや私のような現代史を教えてもらえなかった世代(歴史に無頓着な人)には、歴史の流れを端的に知ることができる内容になっていると思う。
他国の歴史観と比較すると大きく隔たりを感じるが、日本では、歴史を知らずに、現代だけを語ることの危うさを感じる。
歴史を知るのは、TVのドラマやフィクションとしての小説、映画などが中心になっているようにも感じる。
そう言う意味では、今の日本の成り立ちを知る上で、(深みはないが)この本を読む意味があるのかも知れない。
「学習まんが 日本の歴史 18 占領された日本」(集英社)
絵を見ればわかるが、「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦氏が表紙を書いている。
残念ながら、表紙のみで、本編のまんがは別の漫画家の方が描いているのだが。(T_T)
表紙に描かれているのはマッカーサー元帥。
歴史上の人物からか、荒木色は控えめ。
ジョジョ立ちや奇抜な配色をするわけにもいかず、当然のようにスタンドは出て(出せ)ない。(^_^)
ただ、そこは荒木さん。
何とかカラーを出したかったのだろう、くわえたパイプは完全にジョジョカラーだ。(*^_^*)
心なしかマッカーサーもスタンド使いのように見える。(^_^)v
明治から戦後くらいまでは、パラレルワールド化しやすいと思うので、作家山田風太郎や、手塚治の「火の鳥」のように、虚実ないまぜの物語は面白いと思うのですが。
杜王町とは別に、過去の日本編を書いてはいかがですか、荒木先生。
さて、この本の内容だが、全20巻で、日本の歴史を、旧石器時代から現代の平成までをまんがで描いている。
小学生くらい?を対象に作られていて、深味はないが、完結に、わかりやすく書かれており、好感が持てる。
特に、近現代史だけで8冊も充てられいるのが特徴となっている。
私が子供(小学生から高校生)の頃、日本の歴史の授業では、(特に)現代史を勉強することは、ほぼなかった。
歴史の授業はあったが、1年が終わるまでに、現代史に到達すること自体がなかったのだ。
文明開化やらポツダム宣言など単発の事件としての授業はあったが、体系的な、時系列に沿った昭和史などは教えてもらうことはなかった。
これは、今となっては、授業時間の関係からではなく、意図的だったとも思えなくない。
現代の子供はどうなっているのだろう。
紹介したこの巻は、戦後の占領下の日本について書かれている。

GHQとの攻防、天皇制はなぜ存続したか、日本国憲法の制定過程など、まさに激動の昭和史の始まりを描いており、大人が見ても、いや私のような現代史を教えてもらえなかった世代(歴史に無頓着な人)には、歴史の流れを端的に知ることができる内容になっていると思う。
他国の歴史観と比較すると大きく隔たりを感じるが、日本では、歴史を知らずに、現代だけを語ることの危うさを感じる。
歴史を知るのは、TVのドラマやフィクションとしての小説、映画などが中心になっているようにも感じる。
そう言う意味では、今の日本の成り立ちを知る上で、(深みはないが)この本を読む意味があるのかも知れない。