鼠径ヘルニアの手術をしました（番外編）

１０年以上前のことになるが、JRAの登録馬にラウダーザンボムという馬がいた。
父フジキセキ、母父アンバーシャダイで、通算成績は（1,2,0,13）。
ちなみに、この馬は所謂「ロックな馬」で、馬名は私の愛して止まないバンド、ザ・スミスのアルバムタイトルから取られていると思う。（JRAに馬名の説明はないが）





ところで、私が鼠径ヘルニアの手術をしたとき、４人部屋に入院したのだが、私の隣のベッドにいたのが、シビン・コボスナー（仮）氏だった。
※米俳優ケビン・コスナーに似ているわけはなく、足を手術して、排尿用の器具を使用していたに過ぎない。(^_^;)

入院中特に会話はしなかったが、彼の寝ているときのいびきが、兎に角すさまじかった。
いびきは、同じ部屋でされるとなかなかきついが、彼のいびきは廊下にも響き渡るくらいだった。
私は、寝付きがよく、眠りも深いので、寝られないことはなかったが、それでも頻繁に起きた。
私より可哀想だったのは、同部屋の他の２人の年配の男性患者で、眠れないのか、ため息をついたり、ぶつぶつと何か囁いたり、終いには、消灯中の夜中にもかかわらず電気をつけたりして、眠れないようだった。（ノд＜）｡o○ネムイ


本当に殺人的、そう、まさに、「爆弾より煩い」、いびきだったのだ。（>Д<）


一日で退院する人は稀だから、そうなると最低でも数日間は付き合わされることになる。
私も、術後の集中治療室以外の３日間、彼のいびきに付き合わされた。 (＠_＠;)


同部屋の人が睡眠不足で、体調不良に至らないか、という疑問を病院側に投げかけたくもなったが、私はそれ以上に、シビン・コボスナー（仮）氏自身の体調が気になった。
おそらく、睡眠時無呼吸症候群、ではないかと思ったからだ。
歯ぎしりもすさまじかったし、息が止まるような音も聞こえてきたからだ。

病院側は、差額ベッド代なしで個室に入れられないだろうし、本人の希望もなしに病気の検査をするわけにもいかないのかも知れないが、同部屋の人の体調や、彼自身の体調も気にして欲しかった。
（ドクターの夜の回診はないが、看護士さんがよもや睡眠時無呼吸症候群を知らないとは思えなかったが...。）


私は、運良く(^_^;)彼より先に退院したが、その後相部屋の人はどうなったのか、彼には家族はいるのか（特に奥さん）、いらぬ心配をしてしまった。