仕事で、後輩のプレゼンが明日に迫っていたが、資料の完成が遅れていた。
進捗を確認してみると、とても間に合いそうに無いので、自分が手伝うことにした。
自分がもらい受けた範囲が予想以上に難しい内容だったのでなかなか定時を過ぎても終わらない。
さらに後輩がいろいろ聞きに来るのを教えながらなので、なかなか進まない。
四苦八苦していると、後輩から一言「お疲れさまでした!」
ん?先に帰るのか?
どうやら後輩の範囲が終わったので帰るようだ。
君の資料を私は手伝っているのだよー、と言いたかったが、とりあえず笑顔で「お疲れさまでした」と返した。
一人、会社に残り資料を作りながら、自分なら先輩に資料作り任せてそのまま帰れないよな〜、と思ったが、働き方改革も叫ばれてる中、割り切って帰るのも必要だとも思ったり。
いやいや、そもそも資料作りが遅い私が悪いのでは?
あっ、後輩は私が後輩の資料を作るために残業してると気づかなかったのかな?
アレコレ考えてると、何が正しいのか分からなくなった。
そして何とか資料を纏めてメールで後輩に資料を送り、帰宅した。
翌日、私が作成した資料の部分を後輩が上手く内容を説明出来ず、プレゼンは炎上。
後輩は少し落ち込みながら、「やっぱり、自分で作成しないとうまく説明出来ないですね」と言った。
そりゃそうだな・・・。
私は手伝った挙げ句、炎上させてしまったことを反省つつも、後輩は社会人として何かを学んだかのように見えたので、それはそれで貴重な経験かな〜と思った。
最近の若者はオッサンから見たらビックリする行動をするが、基本的に素直で真面目だな。
社会人生活、これから長いけど、一緒に成長していこうではないか!
今回はいろいろ考えさせられた40歳なのでした。