妻は出勤、私はテレワーク。
妻が忙しいので、私が保育園へ子ども達を送っていくことに。
妻が先に家を出たが、案の定、息子が大号泣。
保育園行くのに着替えもしようとせずに、泣いて悲しんでいる。
無理矢理、連れて行こうかと悩んだが、一応、説得を試みた。
「ママも仕事行きたくないんだぞ、お前と別れたくなくて悲しんでいるんだぞ。でも、お前にオモチャやお菓子を買うために、ママは頑張って仕事に行ってるんだぞ。だから、お前も嫌だけど、頑張って保育園に行こう。」
すると、息子が泣き止んで、着替えをし始めた。
普段、なかなか言うことを聞かないので、こっちの言葉が通じて無いのでは?と疑っていたのだが、どうもこちらの言う事を理解したらしい。
ちょっと意外な反応ではあったが、その後、息子は素直に保育園に行った。
翌日もまた同じで、私が保育園に送ることに。
妻が出る時に息子がまた号泣。
妻に抱きついて、行かないでと言うのかと思ったら、息子は泣きながら妻に向かって「頑張って!」と言った。
どうも昨日、私が言ったことを覚えていたようで、悲しみに堪えながら、大変な仕事に行くママに向かって、激励を述べたのだった。
余りに意外な一言にちょっとホロリときてしまった。
妻も涙目で息子を抱きしめて「ありがとう、仕事、嫌だけど頑張ってくるね」と返した。
自分が思ってる以上に、息子はいろいろなことを日々、感じ、成長しているのだな。
ちょっと今日は息子に大切なコトを教わったような気がした、40歳なのでした。