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ツクツクとカナカナ

2019-08-21 12:25:25 | #日記
 今朝、ツクツクボーシの声を聞いた。ツクツクボーシが鳴くと秋だナーと感じる。次はヒグラシが鳴くのを待つ。
 カナカナカナと鳴く声は、遠い昔の幼少時代を思い出させる。
麦わら帽子に虫取り籠・セミ取りネットを持って夕焼け空に向かって童謡を唄いながら、藁草履を空に放り上げながら、3・4人グループは家路を指した。
あの頃の友は今どうしているだろうか。
晩夏に秋を呼ぶツクツクもカナカナも夕方一斉に鳴くのが多い家の裏から、あちらの森から、こちらの林からと聞こえて、子供心にも郷愁を誘うモノ悲しい響きに家路を急いだ。遠い遠い80年も昔のこと。

 幼少時代の思いでをもう一つ。
小学校の運動場に或る日の昼ごろ突然騎兵部隊がやって来て、馬に餌を遣り始めた。餌は兵士持参の普通の馬の餌だが、兵士たちの中には周辺の畑から実ったカボチャ・トウモロコシなどをもぎ取ってかち割って馬に与えていた者もいた。
 友と草むらに隠れてひっそりと見ていたこと。支那事変真っ最中の出来事だった。

 昨年の花のコボレ種から発芽して成長したペチュニア・日日草・サルビアの調子が良い。ペチュニアはもう盛りを過ぎて枯れかかってきた。
 酷暑の夏で毎日朝夕の水遣りも大変だが、花を見ると心がやわらぐ。半分枯れた蕗の藪やミョウガの藪がかわいそうで、露地に散水するが植木鉢の水やりほど水が行き届かないのだろう。
 コボレ種の花は自然交配の結果で色々な花模様があり、家周りに20鉢ほど配置して賑やかなことだ。


蕗・ミョウガが枯れる

2019-08-19 09:23:42 | #日記
干天被害で蕗とミョウガが半分近く枯れた。秋ミョウガを期待していたが多分ダメだろうね。
台風10号の大量の雨を受けて復活を期待していたが、枯れ始めると救いようが無い。人間も枯れ始めると復活は無理だから。
独り老人は枯れる植物を見てなんとなく自分の行く末を案じる。案じても仕方がないが。出来るのは今の今を精一杯生きることだな。
息子の勧めで車の運転免許証を返納した。50年間の免許証を失うのは淋しいが事故を起こさないためだから。
重い買い物や嵩高い買い物は出来るだけ控えるが、そんな時は亡妻が一時使ってたシルバーカーを動員する。坂の多い住宅地ではシルバーカーを押すのも実は大変なのだ。
曇り空からポツリポツリと雨が・・・・・有り難いことに、今日は猛暑の恐れが無いようだ。

敗戦記念日

2019-08-15 09:11:38 | #日記
敗戦記念日
8月15日。 今日は敗戦記念日。朝から各種のブログに総当りで、敗戦か、終戦か、どちらが多いか当たってみた。終戦派が敗戦派より圧倒的に多いようだ。中には両方を使っているブログがあり、使い分けもないブログもあった。昭和20年8月14日の御前会議で、昭和天皇の聖断によりポツダム宣言受諾が決定され翌15日天皇の玉音放送により国民に伝えられた。天皇の放送を巡り、軍部による玉音版(レコード)争奪戦があった。いわゆる「宮城(きゅうじょう)事件」である。放送を聞いて泣き伏す写真や地面に平伏して聴く写真の載った当時の新聞を添えたブログもあった。当時の外相重光葵がアメリカ戦艦ミズーリ号の甲板上で降伏文書に調印したのは9月2日で、松葉杖をついて調印に臨む重光外相の写真も当時の新聞には載った。当時を知る人がまだ相当数あることが窺がえる。文面から、敗戦派は私同様にかなり高齢の方と想像できる。そのうち敗戦記念日と言う人は居なくなるのかも知れない。
本日は画像無し。


レモンの実が大きくなった

2019-08-14 09:02:21 | #日記
レモンの実
レモンの実1号が大きくなった。レモンの実2号~4号と小さな実が続く。まだ豆粒サイズだが、2個づづ連なっているから、やがては摘果しなければ。
台風10号の進路が心配、直撃はなさそうだが、かなり強い風が出てきた。

「五目寿司」
今日の夕飯は即席の「五目寿司」。100均で買った「五目寿司の素」1.5合用が100円。スーパーには2合用があるが独り老人には多すぎるし、値段も高い。麦混じりのご飯に「寿司の素」を素早く混ぜるだけ。あっという間に寿司完成。スーパーには3切れ150円の巻き寿司があるが、すこし手間が掛かるけどお得な方を食べている。

山陰名物の魚に「ハタハタ」がある。冬の漁獲ではなくて、一夜干しの冷凍ハタハタである。ネット販売での購入だが、この一夜干しが実に美味いのだ。無頭、有頭の種類があるがどちらも美味い。無頭は幼児向きだろうね。簡単なのはフライパンで焼いて食べる。手間は掛かるが煮物、カラアゲ、てんぷら、など酒・焼酎によく合う。骨は有って無しがごとし。有頭も頭からかじるが極く小さな耳の骨(耳石)が固くカリッと音がする。冷凍1kgなんてアット言う間に無くなるほど旨い。

イナゴ・タニシ・カワニナ

2019-08-11 08:35:50 | #日記
気のせいか、立秋と聞いてセミの声が少し静かになった。とくに、午後が静かだ。せみの幼虫を食べる所があると聞いてインターネットで調べるとアルアル。だが感想は余り良くないようだ。ゴキブリが美味いという人もあると聞く。昔、子供の頃、稲につく害虫「イナゴ」をよく食べた。戦争中で何でも食べる時代だったから不思議ではない。イナゴを袋に入れて一晩おくと糞を出し切る。熱湯で茹でるか、大鍋で炒るかて、醤油と砂糖で佃煮にする。今でも子供のオヤツにする地方は多いらしい。昭和10年代のこと、「タニシ取り」「タニシ拾い」は子供だけでなく大人も没頭するほど人気があった。稲を刈り取った田んぼにそれまで土中に隠れていたタニシが這い出てくる。これも水に一晩つけて糞を出し切ってから処理する。茹でて、サザエの壷焼き風に殻の蓋を竹串で取り殻をクルリと回すと串の先に身がついて出てくる。そのまま塩を振りかけて食べても美味いが、やはり佃煮だった。佃煮は弁当のオカズよく入っていた。
カワニナというタニシの仲間がある。タニシは丸みを帯びた殻だがカワニナは細長い殻だ。主に川の石の底に張り付くように住みついている。タニシと同じようにして食べるが、良く茹でないと食中毒を起こす心配があるという。子供頃の川遊びの一つがカワニナ取りだった。戦争中(支那事変と大東亜戦争)で食料不足が身近の問題になり始めた頃の話だ。

たかさご百合
今年も「タカサゴ百合」が咲いた。球根なので毎年同じ所に咲く。一見して「テッポウ百」と間違えそうなほどよく似ている。花弁のラッパ状が細く長くて綺麗な花だ。背丈が1.5メートルにもなり、繁殖力強く00粒ほどの種が風で四方八方に吹き飛ばされて、予想外の所でも繁殖することだ。原産地は台湾でイギリス経由で日本には昭和元年頃入ったらしい。帰化植物の」一つだ。炎天下、毎日綺麗な花に見とれている。

一方、庭の蕗とミョウガの干天被害は深刻だ。雨続きの頃に生い茂った庭の蕗とミョウガが、干天続きで枯死。半分以上が枯死で土が露出。朝夕の散水では生命維持は難しいらしい。根が死ぬと翌年は生育不良になり大問題だね。来年はミョウガの子が不作かもしれない。
今日は画像無し。