伊佐次シリーズ再読開始

最近宇江佐真理の伊佐次シリーズが今文庫本ででてるところまで読み終わったので、再び読み返し始めました。
一回読んだので、性格とかがよく分かってる。登場人物のひとり不破友之進は読み始めたころは性格わるいなとおもったのだけれど、二回目となると不破友之進も若かったのだな。成長した友之進の息子も父親そっくりの性格になるよなと思える。やっぱり伊佐次シリーズだけれどおもとは不破友之進が好きなのだなーとおもったり。
前も書いたけれど不破友之進が伊佐次に頭を下げるシーンがある。身分的に同心の不破友之進が町人の伊佐次に頭を下げる事なんてありえないのに、自分の非を認めて間違ったことは身分関係なく頭を下げる不破友之進に再び心をもってかれた。しかも謝り方が「あいすまぬ」だって。おもとこの「あい」って言葉使いがやっぱりたまらなく好きだ。「あいわかった」「あいすまぬ」心しびれる言葉使いだなとおもう。