セガサミー株事件

■セガサミーホールディングス　という株があります。

会社に勤めていた時から私も少し持っていて、退職後に買い増ししました。

買い増しの理由は、スマスロ北斗（初代の継承）が出るという話が挙がったから。

昔の初代北斗のスロットはおもしろかったので、売れない訳がないと思いました。

（※セガサミーの事業はパチンコ、スロットの遊技機事業だけではありません）

先日、スマスロ北斗がリリースされて、案の定好調なようです。

4/28 予定の決算発表で株価も跳ね上がると余裕こいてました。

がしかし、4/17に事件は起こりました。

セガサミーがRovio社を買収(TOB)するというニュースが出て株価が急落しました。

（米紙だと１４日時点で報道があったみたい）

この後すぐセガサミーが、

今日会議にかけるんじゃ、まだ決定じゃないんじゃ的なリリースして、

結局その日のうちに買収しますと正式に発表されました。

■この話の問題点として

１．社外の報道が先になってしまっている。

２．1000億近いお金で買収する。

１．は、情報が洩れていることについてセガサミー大丈夫か！？という話

２．は、Rovio社に1000億の価値があるのか？という話になります

ネットのニュースやyahooファイナンスの掲示板の書き込みから、

・Rovio社はフィンランドのモバイルゲーム開発会社で、10年ほど前にアングリーバードというヒットを出している

（過去にヒット作があるけど今はない？）

・スマスロ北斗がいくら売れても1000億には届かない

　（そんな大金を使おうとしている）

ということのようです。

正直、誰もこれが良いことなのか、悪いことなのか判断できないと思います。

しかし現時点で、

17日に株価は急落し、

18日にはさらに下落しています。

この買収の話がなければ、もともと上昇中で今後も上がると思っていた私のような株主は激おこのはずです。

役員は責任を取るべきだと私は思ってます＞＜。

ただ、パチ屋の裏研修でよく話があるみたいに、

パチンコ、スロット業界は１０年後はもうないかもしれないので、

何年も先を見据えての経営判断だとしたら間違ってないかもしれません。

今後セガサミーCEOの里見治紀が、

神だと崇め奉られるのか、

悪魔だと吐き捨てられるのか、

対岸の火事としてニヤニヤ見守って頂ければと思います。