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AB19450916VIRGO
 

巨椋池(おぐらのいけ)と淀川

2009-07-23 07:03:28 | 日記

夕べ食事の最中 宅急便が届いた
次男の名前 ワインの詰め合わせ
妻が早速次男に お礼の携帯をした
まだ仕事中だった

気持ちだけでいいんだから 無理しないでね

去年 彼の夢だったCG関係の仕事に転職した
聞こえはいいが 収入は能力次第 決して安定した職業ではない

自分は生活のために仕事をする
彼はしたいことを仕事にした
どちらがいいとは言えない
どちらに転んでも 得るものがあれば 失うものもある

ようは何処でバランスをとるか
本人の腹の座り具合で決まる 
選んだ以上何があっても泣き言は言えない

ふらついたら両方失う
彼ももう大人だ それぐらいわかっているよ と言っていた

彼を信じよう
食えなくなったら家に戻って来いと言ってある
金の無い 辛さ ふがいなさは自分も若い頃経験している
って 今も金には縁が無いが 一人二人は食わせられる

こんなご時勢だ 一生懸命やっても徒労に終わることもある
金が無い そんなつまらん理由だけで彼の可能性を潰したくない

パラサイトにならないように育てたつもりだ
もし 万が一の時は
家で一時充電して またやり直せばいいことだ



昨日友人と話していて淀川の話になった
関西地方は土砂災害がおきるほどの豪雨が続いてるという

淀川増水してる?

もうすぐ着く 普段とあまり変わらない

利根川などは雨が降り続けばいとも簡単に川は膨れ上がる
大阪は昔から水の都といわれている
現在の地形は万葉のころから大きく変容している

最近は 朝4時半に起きてPCで調べ物をするのが多くなった
ためになる知識ではない

へーそうだったんだ!

ただ単にこの感覚が欲しいだけだ
知らなかったこと 知っててもおぼろげだった知識を確かめる
目的を持った知識はもういらない
役に立つまいが 役に立とうがどうでもいいのだ

小さな発見 小さな感動 小さな満足
一番気持ちがゆっくりする時間
頭にも 朝ごはんをあげる

ネットは深い知識は得られない
が 膨大に幅広い知識の宝庫だ
深く掘り下げたければ図書館へ行けばよい
使い分ければいいだけのことだ
自分のような興味のもち方をする人間にとって とてもいい時代になった

巨椋池
探してるうちこんな場所を見つけた
7ページある 今忘れ去られてゆく昔の風景
文字を拾いながら 昔を想像してみる

琵琶湖から 瀬田川 宇治川 淀川と名前を変えて大阪湾に注ぐ
75キロほどしかないこの流れに歴史がかぶさってゆく

1週間後には忘れてしまうだろう

内田百が言っていた
初めから知らないことと 
学んで忘れてしまったことには天と地ほどの差がある
どんどん学んで どんどん忘れてしまえばいい
そもそも 学問を何かの役に立てたいなどと思う助平根性がよくない

俺も思う
知識は学ぶという行動そのものに価値がある
だから 忘れてしまってもいい
大体出来事や学んだこと全て覚えていたら頭がパンクしちまう
脳みそはハードディスクじゃない
覚える能力にかけてはコンピューターのほうがはるかに優れている

俺はコンピューターじゃない
俺は人間だ だからいい

さて 朝ごはん腹減った






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