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AB19450916VIRGO
 

自由

2012-04-05 20:07:41 | 日記

路地裏散歩
生活の匂いがする 当たり前だ
住まいは 生活そのもの
人は様々な香りを持つ
人が通り過ぎる所
香りが漂う

今が 最高なんてこれっぽちも思わないが
人生で 一番楽な時を過ごす これは事実だ
楽である事が ワクワクするような弾むものではないにしても
これが 最後の得たもの 悪くはない

過去

嬉しかった事がある
ホッとした時と言うべきかもしれない

大学に入れたこと
無駄に過ごした日々であったとしても

就職出来たこと
職業の変遷は 我々の世代にしては多い

結婚はする気ではなかった
一人身で過ごしたかった
結婚式をグアムであげた時
所帯持つのも悪くは無い と 思う

長い時が過ぎ 20数年ほど前
20年ほど続けた 会社を清算した時
先行き見込めないので 皆に金を分け 潰した
それぞれ数百万程度であったが
精いっぱいやった自分に これでいいと思った

3人の子供 長男長女と 最後の次男坊が就職して自立した時
子育ての義務から 解放され
ようやく 親としての仕事が終わり
子達は愛しいが 子達の自立が最大の喜びである

住宅ローンを返済した時
借りた金の倍の金を銀行に払った事になる
でも 子育てには家が必要だった
妻と 乾杯した

自由は

義務 責任が無くなる事
もう 誰にも重い責任を負うことなく
自分一人生きるも死ぬも 自分の意のまま
義務責任があれば 勝手に駄目になる事も出来ず
勝手に死ぬ事すら出来ない
だから 頑張れたと言う事もある

でも 自分以外の者の為に 40数年自分を費やしてきた
もう 自分が自由になっても 罰はあたるまい

もう 自分は束縛されず 自由に生きたい
やることはやってきた

と 言った所で

平日は働き
休日は 一人で散歩したい
希望はそれだけ

ささやかな自由だ

だが 妻や子達へ 責任を負わなくて済むと言うのは とても楽だ
彼らは全て自立した人たちだ
もう 自分はその責任を負わなくていい
それだけで とても解放された気がする
彼らを保護する必要もなく
彼らは自立した人々なのだ
だから 自分は 自由になりつつある

嬉しい 


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