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AB19450916VIRGO
 

俺さ

2010-01-12 21:41:22 | きみと遠い目の語り事

猫「な 俺って変なんだよ 自分じゃそう思ってないけどさ 
  つくづくそう思った」

姫「そんなことないよ あのね 皆 少しづつ変なの 
  お得いさんから電話受けると もう すれすれって人もいるわ
  そのギリギリのところで社会人やってるのよ みんな」

猫「そうかなぁ? 君からそう言われると なんか安心するな」

姫「あなた とてもまともよ 皆少しづつ変 だから気にしないの」

猫「普通の人って なんだろうな?」

姫「さあ 皆違うでしょ 違う人が違っていて それを普通って言うんじゃない?」

猫「?」

姫「違う人がいっぱい いて それぞれ皆 自分が普通と思ってるのよ
  だから普通って その人のものなの 普通っていっぱいあるのよ」

猫「普通ってスタンダードがあるんじゃなくて その人がスタンダードと思えば
  それが普通なのかな?」

姫「わかんない」

猫「今 アスペルガーを勉強してんだ 昔を振り返ってさ
  あ! そうゆうことだったのかってさ 
  だんだん人の反応を理解出来るようになった」

姫「前 あなた同じような事言ってたでしょう?
  あたし あの時 あのテストやってみたんだ
  あなたと おんなじ得点」

猫「え! なに? あんとき やってみたの?」

姫「うふふ 高得点
  点数は高いほどいいでしょ?」

猫「ちょっと 違うと思うけど
  そうゆうことじゃないだろ
  俺と おんなじ かぁ
  君は同類か?」

姫「どうでしょう?」

猫「でもさ ホッとしたよ
  なんかさ 自分が浮き上がってる存在みたいでさ
  別に 困りはしないんだけど
  そうか おんなじかぁ」

姫「安心した?」

猫「なんか ちょっとね」

姫「あなたは そのままでいいの
  そのままの あなたが好きなの」

猫「そっか
  俺もさ 君が君のままが好きさ」

姫「ありがとう 大好き」

猫「俺もさ 好きになってくれてありがとう」

姫「知り合えてよかったぁ」

猫「どうゆうこと?」

姫「こうゆうことよ」

猫「そうか 君はわかりやすくていいな」

姫「それって 単純ってゆうこと?」

猫「違うよ わかりやすいって 俺の最高の褒め言葉さ」

姫「なんか 嬉しくない アホみたいだもん」

猫「好きだよ」

姫「嬉しい」

飲みすぎたかなぁ




 


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