この方の映像が素敵だ
縁と言うものが
分かってきたように思う 否応なく
順縁 逆縁 良縁 悪縁 必然
好きであれば 生じ 嫌いであれば なお更に強く生じ
憧れれば 夢見れば生じ
不安に彷徨い 恐れに縮こまれば生じ
金を欲すれば 金に縁が生じ
それが その人に順縁であれば 金に恵まれ
逆運であれば 金で身を滅ぼす
人を好きになれば その相手と縁を生ず
順縁であれば それは 互いを育む
逆縁であれば それは 悲しい事に 互いに損ない合う
人を嫌えば その相手と縁を生じ
抜き差しならない 憎しみ合いの泥沼に浸る
順縁であれば 嫌いな相手から大事な事を学び 憎む事の愚かしさを知るだろう
縁は深き故 どうでもいい状態がない
縁によって人は生まれ 縁によって人は繋がり 縁によって人は死ぬ
縁によって人は 運を引き寄せ 運を見放す
執着が縁を生む
執着は本来持つ本能だ
執着を否定すべからず
執着は 時には 素晴らしいものを生みだす
執着は 時として 悲劇を生みだす
悲喜劇は縁の責任ではない
縁を扱う人の責任だ
縁を上手に使えなかった
この年になり 縁の仕組みの一端を知る
世間さまで成功したければ沢山の人と縁を結ぶべき
世間さまで 人の助けとなるのは 人である 人は財産である
人として 一人で生きたければ 人との縁を望まず執着を捨てる事だ
そして 大地と縁を結べばいい
どちらを選ぼうと 人は一人ではない
人を友とするか 大地自然を友とするかの違いだ
大した事ではない
絶対なぞなく
正しい事なぞなく
悪なぞもない
心に生ずる迷いの判断を大地自然に委ねる
10年後 100年後 遥か遠い未来に答えがあるかもしれない
多分 未来永劫に正解なぞない
そう思う
人が増えすぎた
大地は巨大な人をもう養えない
100年後人口は激減し安らかに暮らせる時代が
それが幸せかどうかはわからない
酔ったな
寝よう
いい未来が来て欲しい
追記
2月24日
春のような日で 暖かくて和む
いぬのふぐりが 一斉に 花を 小さな白紫の花を咲かせた
昼休み 弁当を食い 車を出て くさ原にしゃがむ
水仙が倒れていた
昨日 一昨日風が強かった
柔らかい土が足に クッション材のように足に
取り残された野菜たち キャベツ 白菜 葱が萎れている
人は美しい風景
傍観者となった自分にふと気付く
自分は何を学んだのかな?
何故生まれてきたんだろう?
1000年前も 2000年前も 1万年前も 空は 大地は
形を変え 今に続く
死に絶える事無かった 連綿と引き継がれた俺の遺伝子は何を見てきたんだろう?
沢山の人と出会ったんだろうな
今 出会った人々も 嘗て出会った人々と同じ遺伝子を持っているのかもしれない
懐かしい人々なのかもしれない
多分 俺の頭は 春のお花畑になったのだろう
今夕飯を終え
酒を飲みながら
少し幸せだった昼休みを味わう