高卒生
実用資格で
青田買い
就職は
工業、医療、
体育大
(この背景は、以下に
記載致しました、、)
、、、備忘録、、令和7年
2025年2月21日(金)報道記事
より抜粋、校正等あり、、
近年は大学進学率が上昇し、
平成の30年間で
私立大学の文系学部が
次々と新設されてきた。
しかし、その一方で、
高い専門性と
実用的なスキルを持つ
工業高校生・高専生を
求める企業の
人材争奪戦が
激化しているという、、
クラフトバンク総研所長の
髙木健次氏による書籍
『建設ビジネス』より解説、、
本稿は、
髙木健次著『建設ビジネス』
(クロスメディア・
パブリッシング)を一部抜粋・
編集したものです。
、、工業高校と高専の
進路指導室の今、、
「今、工業高校の学生を
採用するのは
大学卒の10倍以上難しい。
高専生は さらに困難」
え?大学卒を採用せずに
高校生が優先的採用!?だと!?
、、スゴく大きな反響、、
「求人倍率
=1人の学生に
何社が求人を出しているか」
を指標に考えます。
大学卒 1.7倍
(2024年リクルート
ワークス研究所 調)
高校卒 3.5倍
(2024年厚労省 調)
工業高校卒業生 20.6倍
(2023年 全国
工業高等学校校長協会、
以下、全工 調)
高専生 20~50倍
(全国高等専門学校連合会)
もはや数字からも一目瞭然、
今、工業高校や
高専の学生は
大手企業から引く手あまたです。
工業高校から
中小企業が採用をするのは
今の時代
困難になってきています。
私(報道記事の筆者)は
首都圏の工業高校建設科の
進路指導の先生に
直接お話を伺う機会を得ました。
その内容をまとめると
以下の通りです。
求人社数は15年前の5倍、
1割以上の学生が
上場企業もしくは
そのグループに就職
「高校卒で大手に入社したら、
大学院卒の同僚と
働くことになった」卒業生も
いる
工業高校の学生が
人気になる背景としては、
二級土木・建築施工管理技士補
など
実 用 性 の
高 い 資 格 を
取 得
していること、に加え、
現 場 で 必 要 な
溶接や CADなどを、既に
授 業 で 経 験
している
などがあります。
自衛隊、国交省などの
公的機関も
積極的に
工業高校の学生を
採用しています。
令和のいま現在、
工 業 高 校 の 学 生は
「全 国 規 模 の
人 材 争 奪 戦 」に
なっており、
就職する学生の25%が
学校のある県とは
別の県で就職する
「 県 外 就 職 」
をして、
県外就職率は
九州、東北で
突出して高い傾向
にあります(全工調べ)。
コロナ禍などの
景気変動があっても
工 業 高 校 の
学 生 の
求 人 倍 率は
上 が り 続 け ており、
不 景 気 に 強 い
とも言えます。
、、就職に強いのに
減る工業高校 数、、
しかし「就職に強い」
工業高校は減少を続けています。
1970年代に
全国736校あった工業高校は
2023年517校まで減少
(文部科学省)。
定員割れの学校もあります。
企 業 の 評 価 が高い
高 専 の数も
増えていません。
また、リクナビなどの
就職活動サイトを通じ、
何社もエントリーできる
大学生と違い、
高 校 生には
「1 人 1 社 制」と
呼ばれる
独 自 ル ー ル が
あります。
「学校あっせん」の
就職活動をする場合、
生徒が
学校から「推薦」を受けて
応募できるのは
原 則 1 社 だ けです。
このルールは
法律によるものではなく、
都道府県ごとに
学校と経済団体が決めており、
「学業に支障をきたさない
スケジュールで
就職機会を創出する」ために
あるそうです。
しかし
「いくつかの会社を
実際に訪問してみて、
進路を決める」ことができず、
学生と企業の
ミスマッチにつながるとして、
秋田、和歌山、沖縄は
複数応募を認めているなど、
県によって
対応は分かれています。
企業側にも課題はあります。
転職時の応募条件に
大学卒以上を求める、
部長などの幹部職は
大学卒以外認めないなど、
硬直的な人事制度の会社も
存在します。
高校卒で
社会人経験を積んでから
大学院で
MBA(経営学修士)を取得して
経営幹部になる人も
これから増えていいでしょう。
私が勤務する
クラフトバンク株式会社の
執行役員は、
高専出身の
ITエンジニア(20代)です。
課題はあるものの、
工業高校、高専などの
専門系学校が
就職に有利なのは
もはや間違いありません。
また、大学卒では、
工業大学、
医療大学、
体育大学
などの学生も
企業から人気です。
工業高校の中には
「受験偏差値」が
決して高くない学校も
ありますが、
それでも就職率は
非常に高いです。
「受験偏差値」だけでは
就職率や就職後の年収などは
わかりません。
他方で
「受験偏差値」が高く、
MARCHと呼ばれる
都内の有名私立大学でも
文系学科は
学校に集まる企業求人は
少ないです。
求人倍率1以下、
つまり、高偏差値有名大学の
大学生の数より
求人数が少ない学校もあります。
国家資格を保有する
高専卒の正社員の
現場監督を補助役をするのが、
慶応大学法学部卒の
無資格・派遣社員
というゼネコンの現場も
実際にはあります。
日本は
トヨタ自動車をはじめとする
製造業や建設業、
IT、医療などの
「ものづくり」「理系」の産業で
大きなお金が動きます。
それにもかかわらず、
工業高校の数は減り、
大学の博士課程に進んでも
約3割が 非正規雇用です。
他方、私立大学は
直近15年間、
新設され続けました。
多く新設されたのは
社会学部などの
「文系」学部です。
結果
「無資格・文系大卒」が増え、
「理系」が不足する状況に
なりました。
日本の大学は
先進国の中で
最も「文系学部」が多い
というデータもあります。
「工業高校の学生が
企業から人気なのは
安い給料で雇えるからだ」
というコメントもありますが、
厚労省統計を見ると
「高 校 卒 ・建設業」の
年 収 が
「大学卒・飲食業」を
す で に
上 回 っ ています。
地方の場合、
大卒で市役所職員になるより、
高 専 ・
工 業 高 校 から
東京の大手建設会社に
入社した方が
年 収 は 高 い です。
住宅大手の積水ハウスの
グループ会社は
2023年に
高 校 卒
新入社員の初任給を
月収ベースで
11%引き上げました。
高 専 に関しては
三菱電機のグループ会社など
大企業各社が
4 割 増 の採用計画を
打ち出しています。
歴史や法律を学ぶ文系学科は
社会に不可欠です。
「文系理系」「年収」で
物事を単純化することは
できませんし、
個人の向き不向きもあります。
非常に難しい問題ですが、
工業高校の学生の採用が
過熱する一方、
私立大学の約2割は
経営難という現実を
私たち大人は
受け止めておく必要があります。
、、、以上、令和7年
2025年2月21日(金)
報道記事より、、、
、、本稿タイトルプラスα
を まず再掲載、、↓
就職イー高校生!
企業が高校生争奪戦激化?!、、
今や 大学生よりも
「就職に強い工業高校の学生」、、
学生1人に求人20社、
大学生の11倍の求人倍率、、
時代は変わった?!
最近高卒も高給化、、
、、、
再掲載
高卒生
実用資格で
青田買い
、、大学卒業者 編ならば、、、
就職は
工業、医療、
体育大