【化粧品製造あるある:化粧水の容器と中栓】
おはようございます。創業1958年の株式会社ローザ特殊化粧料(rosa603special)は、東京都で基礎化粧品の一貫製造を行っています。私は責任技術者の角屋由華でございます。
本日より今週は私がこの仕事に従事して知ったこと「化粧品製造業だから知れた事実」つまり化粧品製造の裏側をテーマにお届けします。本日は、容器の中栓についてアップです。
毎日お世話になっている化粧水。内容物に粘性がないものに使われるスプレータイプ。コクのあるとろみにあるものにはディスペンサータイプが良く使われます。どちらも誤押し防止のためにオーバーキャップが付きます。また容器本体のキャップをくるくる回して使うタイプを総称して振り出しタイプと呼びます。化粧水を充填する本体・中栓・キャップに大別されます。そこで「化粧水あるある」です。スプレーボトルにとろみのある化粧水を入れるとどうなるでしょうか?スプレーを押すのに力がとても必要で、水鉄砲のように直射します。また振り出し容器の中栓は、内容ぶちによって中栓の大きさが変わります。しかし、シャバシャバな化粧水を一度の大量に塗布しようと中栓を大きくするとバシャッと掌に溢れ出てしまいます。考えてみると確かに…と思いますが、その時は真剣で周りが見えなかったのだと反省。試作中は、容器に入れてミスマッチを必ず実験をするのでご安心ください。では、また明日
▲化粧品製造あるある:化粧水の容器と中栓
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