今日はひきこもりについて話します

　自分の部屋にいる時間がだんだん増えていき、いつのまにかひきこもりになっている場合もありますが、病気画想させている場合も考えられます。うつ病、HDSD(注意行動欠陥障害）の可能性があります。かといってひきこもっているのですから、病院やクリニックに行くことは不可能です。
　家族も必ず巻き込まれていますから、クリニックなどでカウンセリングを受けることをお勧めします。本人が行きませんから、薬の処方はまず無理ですが、家族もうつ病になっている可能性がありますから、カウンセリングの後医師の診察があり薬を処方してもらうことも可能です。
　以前テレビで暴力的にひきこもった本人を部屋から引きずり出し、治すという年配の女性を見たことがありますが、ああいう事は絶対にしてはいけません。PTSD見必ずなります。しばらくは良くなったように見えますが、以前よりもっとひどい状態が必ずやってきます。アフターケアー（グループセラピー）がある場合は、どちらとも言えません。
　どちらにしても、まずご家族の治療が先です。以前の生活に戻ってください。出かけたい時、どこにでも出かければいいのです。自分の人生を充実して楽しいものにしていいのです。まずご家族の回復が本人にも必ずひきこもっている本人にも影響を与えます。まず気長に構えることと、巻き込まれていることを認識してください。