心は元気ですか?

最近心の健康が日本だけでなく、世界中でおかしくなっているように思います。そう思う方読んでください。

今日は認知行動療法について話します

2010年01月19日 07時41分49秒 | Weblog
認知行動療法は、認知と行動に分けて説明します。良い行動をしたら褒美がもらえる、または嫌なことを取り去る。悪い行動をしたら罰を与える、または良いことを取り去る。ということを続けていると自然に良い行動を取る、良い行動を学習する、ということになります。これはロシアのイワン・パブロフが犬の唾液腺を露出して唾液の分泌量を測っている実験をしていた時に肉を与えれば当然唾液を分泌する。ところがある時から肉を与えないのに唾液を分泌させたことにより、助手が肉を持ってくる足音に反応して唾液を分泌することに気付きました。それからメトロノームを使ってあらゆる実験をして犬の学習理論を打ち立ててノーベル賞をもらいました。古典的条件づけ、またはパブロフ式条件づけといいます。
認知は人があらゆる外界のあらゆるものに対して持っている考え方を変える、という療法です。あること(affect)が起こりそれに対して対処する(conseqence)その間にその人の考え方(beleaf)があります。どうしてそのように考えるのか反駁(disupute)する、そうすることによって、(diffevtive phylosophy)安定した認知に代わる、というのがABC理論といわれています。
この療法は1980年から介入効果が非常に高いということで今最も使われている療法です。現在は第3ステージに入りハートフルネス療法が行われています。うつ病にも有効と言うことで、さかんに行われています。以前も話しましたがやることモードから、あることモードにギアチェンジをする、ということで何事にも否定的に考える、と自分を責めないで、あるがままの自分を受け入れるということです。
以前自己開示の話をしましたが、自分の困っていること、悩んでいることを人に話すだけで負担はだいぶかるくなります。服薬とこの療法を受けるとうつ病から抜け出す早道かもしれません。

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