日本は土曜日の朝ですね

－30度だというのに、モンゴルの人たちはボストンで過ごしているスーツにオーバーで下着も普通の下着でした。寒さに慣れているのですね。僕はきているだけで熱くなる下着と毛布のようなスーツとカシミヤのオーバーで行きましたが、外はそれでよかったのですが、会議場の中では汗をかいていました。
医師もアルコール依存症について全く知識がなく、1時間30分の講演がＱ＆Ａで3時間になってしまいました。分科会に分かれて基礎知識と、救急治療、解毒、離脱期、予後の治療について説明しましたが、ある程度わかってくれたようです。ただしほんの予備知識で彼らがこれからの治療で苦労すると思います。
日本でもアディクションについての知識のある精神科医は少なく、一番メジャーのアルコール依存症についても殆ど知らないと思います。現在認知行動療法が非常に有効だと言われていますが、止め続けることを継続するのは難しい病気です。
セルフヘルプグループに任せるしかありません。アディクションも今は非常に増えて50種類以上あります。アメリカでは摂食障害の拒食症で毎年100万人が死んでいきます。
明日は明るい話をします