現在の日本の医療行政、医療費は全てレセプトで行なっているうちは、精神科の医療はどこに行っても同じだと思います。初診だけ少し時間をとって症状を聞き、処方箋を書くのが精神科医の仕事です。2回目からは薬の状態を聞き、よくなっていればそのまま、変わらないようだったら薬を変えるか、量を増やすかで5分で診察が終わります。カウンセリングの必要な患者はカウンセラーに任せます。日本には公のカウンセラーの資格はありません。ですからカウンセリングを受けるなら、そのカウンセラーに一番最近スーパービジョンを受けたのはいつですか?と質問してください。半年以内に受けていたらまーまー、それ以上の期間受けていないようだったら、他のカウンセラーに変わってもらいましょう。今日は精神科医からの眼で患者さんを見てみましょう。精神科医でもやはり得意分野があって、統合失調症(かつては精神分裂病といわれました)に得意な分野の患者が来ると医者も人間ですからやる気が出ます。今急増しているあらゆる依存症、一番有名なのはアルコール依存症、次に薬物依存症、最近急増しているのがギャンブル依存症こういった依存症については、大学でも大学院でも殆ど勉強していませんから、親切な医師なら紹介状を書いてくれて、その道に詳しい医師にバトンタッチしますが、あまり自分の得意分野でない患者でもその割りすいていたりすると、自分で抱えてしまいたくなります。こういう医師にかかっていても病気は治りません。先生は精神科のどういう病気が詳しいんですか?と質問を投げかけるのも一つのてかもしれません。なんか中途半端な文章になりましたが、今日一日は貴方にとってかけがえのない一日になるように。
肇
肇