ＰＴＳＤについて話します

ＰＴＳＤとはｐｏｓｔーｔｒａｕｍａｔｉｃ　ｓｔｒｅｓｓ　ｄｉｓｏｒｄｅｒの略で日本語では心的外傷後ストレス障害と言い、大きな自分にとって恐ろしい体験をした時に、その体験がトラウマ（外傷）となって、日常生活までおびやかしことになります。地下鉄サリン事件で大量のＰＴＳＤ患者がでました。その時の体験が急に戻って再体験するのをフラッシュバックといいます。あれから地下鉄が怖くて乗れない人もいます。
またＤＶやレイプによってＰＴＳＤになることも、まれではありません。加害者を憎んでも憎みきれない気持ちです。彼女たちにとって、ＳＥＸとは怖いもの、命の危険にさらされることとして、認識されてＰＴＳＤが治らないうちは幸せな性関係は結べないでしょう。大阪の電車事故で１８０人くらいが亡くなった時にたまたま助かった人たちもＰＴＳＤになっているでしょう。多分同じ電車には芒乗れないと思います。
今では薬物療法、ナラティブセラピーが有効とされています。またＥＭＤＲも有効な治療法として盛んに研究が進んでいます。ＥＭＤＲとは眼球運動を利用して治療すると一般的には知られていますが、８段鹿の治療の一部です、
また同じ体験をしても、ＰＴＳＤになる人とＡＳＤや何ともならない人がいるのも、まだ解明されていません。ＡＳＤはＡｃｕｔｅ　ｓｔｒｅｓｓ　ｄｉｓｏｒｄｅｒ（急性外傷症候群）でこれは一過性で時間が経つにつれて、自然に治ります。治療すればもっと早く治ります。
誰でもこういった体験はしたくありませんが、誰にでも起こりうる病気です。