軍入隊前最後の作品となる予定の「スイッチ」。チャン・グンソクが人生に残るような演技を届けると予告した。
28日、ソウル陽川(ヤンチョン)区木洞(モクトン)SBS社屋では、SBS新水木ドラマ「スイッチ-世界を変えろ」(脚本:ペク・ウンチョル、キム・リュヒョン、演出:ナム・テジン、制作:C-JeSプロダクション)の制作発表会が開催され、チャン・グンソク、ハン・イェリ、チョン・ウンイン、チョ・ヒボン、シン・ドヒョンが出席した。
同日、チャン・グンソクは軍入隊の計画について明かした。チャン・グンソクは「このドラマが入隊前最後の作品になるのではないかと思う」とし、「なので、責任感も大きく、ワンシーン、ワンシーンを撮りながら心の準備をしている。人生に残るようなキャラクターを仕上げるために着実に努力しながら撮影している」と話した。
「スイッチ」は、詐欺師のサ・ドチャンが不本意ながら検事になってしまい、違法を犯す者たちを捕まえるストーリーを描く痛快なドラマだ。チャン・グンソクは劇中で図々しい詐欺師のサ・ドチャンと正義の検事ペク・ジュンスとして一人二役を演じる。
チャン・グンソクは久しぶりのドラマ出演でファンに申し訳ないという気持ちを伝えた。チャン・グンソクは「スイッチ」を選んだ理由について「台本を読みながらすぐイメージを作ることができた。手に汗握るほど緊張感があった」と明かし、「一本の映画のようなドラマになりそうだ」と自信を見せた。
チャン・グンソクは「ドラマが70分だとしたら、50分は僕が出ている。期待もあるが、緊張している」と率直に語った。一方、一人二役に対するプレッシャーは大きくなかったとし、「2人の人物の性格が真逆であったため」と説明した。チャン・グンソクは現場でもサ・ドチャンを演じる時は明るくなり、ペク・ジュンスを演じる時は真剣になると付け加えた。
チャン・グンソクは「人々が思っているチャン・グンソクのイメージはどっちに近いだろうと考えたら、サ・ドチャンに近いと思う。しかし、目に見えない部分も確かに存在している。(僕は)ペク・ジュンスのようにとても無口だったり、正義の味方というキャラクターではないかもしれないけど、人に二面性というのは存在すると思う」とし、「所属事務所のスタッフや友人が、ようやく君の人生に残りそうなキャラクターに出会ったと言ってくれた。サ・ドチャン役についてだと思うけど、それがペク・ジュンスになることもありえる」と語った。
チャン・グンソクは30代になって作品に対する責任感がどんどん大きくなっていると明かした。今回の作品は軍入隊前最後の作品になる予定で、その愛情はさらに大きいという。「チャン・グンソクと言えばサ・ドチャン、ペク・ジュンスを思い浮かばせたい」と話した彼の望みは実現するだろうか。関心が集まっている。
「スイッチ」は韓国で本日(28日)午後10時に第1話が放送される。